
自分に長所がないと感じてしまう人に向けてどうしたらいいのかを解説していきます。
就職や面接でもたびたび出てくるのが「自分の長所への理解」です。とても大切な事ですが
長所とはプラス面から見た個性のことです。
なので、無いなんてことはありえませんよ。
自分に長所がないと感じる時の解決方法【個性をプラス面から捉える】
この記事で分かること
- 長所は個性の意味
- 長所がないと言われたときの対処
- 自己否定をすればするほど長所は見えない
- 「長所がないことが長所」の真実
- 長所が仕事の何につながるのか
- 絶対的に避けるべきなのは勉強しないこと

それでは深堀します。
長所とは個性です。
ここで言う長所とは、個性です。
個性は良いように言うことも出来るし悪いように言うことも出来ます。
そして個性をプラス面から捉えたものが長所なのです。

個性のない人間なんていません。だから長所が無いと感じている人は個性をマイナス面からしか見ていない悲観的なとらえ方をしているだけなのです。
長所を見つける方法
他人に聞く
自分で気が付かないのであれば、付き合いの長い友人や家族に聞くのが一番早いです。
仲の良くない人に聞くのはNGです。

自分を大切に思ってくれている人や人格者に聞くのが一番ですね。伝え方ってものがありますので。
短所や個性から割り出す
自分で出来ることとすれば、
- 自分の短所や個性を書き出してみる
- 書き出した短所や個性をプラス面から捉えなおす
これで解決する筈。
「プラス面から捉えなおす」のが難しかったりします。
ある意味、屁理屈力、トンチ力みたいなものが必要になるので。
例えば、
- 感受性が強くて傷つきやすい⇔他人の気持ちが解りやさしく出来る
- コミュニケーションが苦手⇔一人で集中できる
- 協調性が無い⇔他人の意見に流されない
- 恥をかくのが怖い⇔慎重に準備が出来る
みたいな切り替えが大切になってきます。
都合がいい感じで良いのでじっくり考えてみましょう。


個性のマイナス面を無理やりプラスの考え方にするのは、屁理屈では?と思う人も居るかもですが、考え方の柔軟性が低いだけです。
長所がないと言われたら


「個性がないね」と言われているのと同じ訳ですが、付き合いが長くないとそこまで見える訳がないです。
そして、わざわざそんなことを伝えてくる人とは仲良くなる必要もないので距離を置きましょう。
他人から言われることに少なからずショックはあるかと思いますが、気にしないのが一番です。
その人は会社の同僚でしょうか。友人でしょうか。知り合いでしょうか。
自分の長所は自分より他人の方が良く分かっていることもありますが、付き合いの長い人に限られます。
そしてそういった判断に感情的な好みが介入すると長所なんて見えないでしょう。
「長所がないことが長所」の真実
長所がないけどそれこそが長所であると自身で感じているのであれば、その人は才能に頼らない努力のできる人のように思います。


長所がないことを前向きにとらえられている人の言葉ですよね。
人の脳の能力値に差はほとんどありません。これは実際の研究結果でも明らかになっています。
これは継続された努力によってほぼ誰でも、人類全体の80%以上の上位の能力値までは伸ばせることを意味しています。


努力によって、100人中20位までは誰でも到達できるということです。そこに長所だの才能だのは関係ありません。
20位以上になれば社会では大概通用します。
これがなぜ可能かというと、ほとんどの人が努力しないからです。努力したもの勝ちてことです。
これに気付いている人は、どんな分野でも努力して上位80%以上になれるということなので「一人でなんでも出来る人」に見えたりしますね。


しかし、努力することはそれなりに時間も消費してしまうので、何を選ぶかは慎重にする必要があるかと思います。
補足すると、上位5%とか1%とかになってくると、どうしても才能が関係してきたりします。
努力と試行錯誤を行うことは前提で才能だけではそこには到達は不可能です。
長所が身に付くメカニズムを知る
例えば
- 私は黙々とコツコツ細かい作業が出来るのが長所だ
- コミュニケーションを取れるのが長所だ
などなどいろいろ長所はあるかと思いますが、これは大抵小さいころにやってきた積み重ねで身に付いている長所だったりします。
- ロボットが好きでプラモデルをよく作っていた
- 親や家族、近所の人、おばあちゃんとよく話をしていた
などなど、ほとんどの場合、長所は基礎になる経験を積み重ねています。だから長所として表面化されるわけです。
もともと生まれ持った長所など、興味が有るか無いか程度のことです。
自分のメンタルや自己肯定感次第で個性のマイナス面が浮き出る
個性のプラス面マイナス面が長所と短所になるという話をしてきましたが、このプラス面ンとマイナス面を決めるのがメンタルです。
メンタルが沈んでいると、比例してマイナス面しか考えられなくなってきます。
メンタルを良い状態で保つことで長所も保たれるのです。


卑屈な人ほど、短所に目が行くのはこのせいです。
長所を活かしてスキルを身に付けなければ意味は薄い
長所について長々書いてきましたが、実は長所そのものはあまり重要ではないです。
理由は長所は誰にでもあるもので、他人との差別化に使える程のものではないからです。
自分で自分の長所に気付いていることは大切ですが、もっと絶大な力であるスキルを身に付けてこそ本当に価値を持った人になれるのではと思います。
いくら長所が多かったとしても、それを活かしてスキルを身に付けなければ社会においての市場価値は上がりません。
なので、長所を活かした職業につき専門スキルを磨き手に職を付けてこそ、社会においての価値を身に付けられるです。
長所<スキル


何らかの価値のあるスキルを身に付けると長所とか短所とか気にならなくなったります。
スキルを身に付けるということは勉強するということです。
勉強することは長所を伸ばすことにも繋がるのです。なので「何もしない」というは間違いなのです。
【まとめ】自分に長所がないと感じる時の解決方法【個性をプラス面から捉える】
まとめです。
長所とは個性のプラス面を捉えたもの。
長所が1つもないと感じる人がするべきことは
- 付き合いの長い友人や家族に自分の長所を聞く
- 自分の短所や個性を書き出してみる
- 書き出した短所や個性をプラス面から捉えなおす
これで大体は自分の長所に気が付ける筈です。
もう一段階踏み込むと
私が思うには、長所を活かしてスキルを身に付けなければ社会的な市場価値は上がらないということです。
長所はスキルのためのきっかけでしかありません。
長所の発見で終わらないようにしておきたいところです。
それでは今回はこの辺で。
お役に立てれば幸いです。
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