仕事と作業の違いとは何か【職業は仕事と作業で出来ている】

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今回は仕事と作業に違いについて分かりやすく例をあげて解説していきます。

仕事と作業の違いとは何か【職業は仕事と作業で出来ている】

この記事で分かること

  • 仕事と作業の違い
  • 仕事とは何か
  • 作業とは何か
  • 仕事系の仕事の方が楽?作業系の仕事の方が楽?
  • 仕事と作業を学校に当てはめると
  • デザイナーにおける仕事と作業
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詳しく解説します。

仕事の意味

仕事の意味はこんな感じです。

  1. 何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。
  2. 生計を立てる手段として従事する事柄。職業。
  3. したこと。行動の結果。業績。
  4. 悪事をしたり、たくらんだりすること。しわざ。所業。
  5. 《「針仕事」の略》縫い物。裁縫。
  6. 力学で、物体が外力の作用で移動したときの、移動方向への力の成分と移動距離との積。

引用:weblio辞書

2が今回私たちの仕事に関係してくる意味です。

1と3も遠からず当てはまる内容と言えます。

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ざっくりした答えです。

深掘りします。

仕事と作業の違い

 

そもそもなんですが

仕事(職業)=(仕事作業

私の考えでは、仕事と呼んでいる職業が仕事と作業で出来ているというイメージです。

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職業としての仕事という解釈があって

名前や呼び方が混同してこんがらがりますね。

なので仕事と職業の初めから別ものです。

作業に比べ仕事率の高い方が高い職業(仕事)もあれば、逆に低い職業もあるのです。

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ここでは以後職業をそれぞれ、作業系の仕事仕事系の仕事と区別しましょう。

私が独断と偏見でイメージを表にしました。

職業(仕事)
作業仕事
やり方、正解や答えが決まっている。やり方も正解も答えも無いので探す必要がある
覚えていれば思考停止していてもある程度出来る常に何をするのがベストかを流動的に考える
会社の歯車、エンジン会社の意思決定、目的地、カーナビ
与えられたこと、言われたこと、すでに決まっているマニュアル通りに行う。結果が出るのであればやれることはすべて行う
誰がしても同じ結果になる人によって工程も結果も変わる

こんな感じかと。

思考停止していてもある程度出来るのが作業。

考えて考えて何がベストかを追求するのが仕事です。

仕事とは何か

ここでいう仕事は

出来るだけ多くの誰かの役に立つこと、高い価値があり利益を上げる方法を考える・・・それが仕事ではないでしょうか。

常に自分がしていることは、社会に対して、人に対して価値があることなのかを考えながら工夫や軌道修正をしなければなりません。

作業そのものには、この工夫や軌道修正はありません。

作業とは何か

仕事によって考えた道すじを実際に進むことが作業です。

作業は職業の中の一部にすぎません。

作業は、社会のために価値を創り出すという大義名分は共通するものの、その作業自体がが、社会に本当に役に立っていることなのかを考えて進化や変化をすることはありません。

職業によって仕事と作業が色々な割合で配合されている

先ほど職業(仕事)を

  • 作業系の仕事
  • 仕事系の仕事

と区別しましたが、

例えば、パン工場でパンの生産ラインで働くとすると

仕事2:作業8くらいの内訳になってくるので作業系の仕事となります。

仕事としてするのは、作業の効率化で、「もっと爆発的に売り上げを上げるにはどうすればいいか」と考えている人は少ないと思います。

デザイナーの場合は、仕事7:作業3くらいになってきます。

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完全に私の感覚値ですが、デザイナーは仕事系の仕事と言える職業です。

仕事の部分を適当にすると、作業が上手く出来なかったり後でひどい目にあいます。

設計図を考え抜いて作らないと、作業しても図面が合ってなければ完成させることが出来ないのです。

もっと言うと、

会社の社長、経営者の場合は、

作業1:仕事9から作業0:仕事10とかになってきます。完全な仕事系の仕事です。

嫁社長
嫁社長

ごめん、私もっと作業しちゃってる(笑)

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会社の規模等でも変わりますね。

仕事系の仕事の方が楽?作業系の仕事の方が楽?

 

決められません。

ただ良い仕事するには勉強もしないとダメだし、常に創意工夫を考えないとだし

頭をフルで使います。

作業も同じことを繰り返したりするのでストレスが溜まったりします。

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ただはっきりしているのは、

多くの独立した人を見ていると、

楽をするために仕事をしている人が多いです。

作業部分は他人に任せたりが多いですね。

仕事と作業を“学校”に当てはめると

優秀な学校を卒業していても、仕事が出来ない人がいたりもしますが、

そういった人は学校で作業しかしてこなかった可能性が高いです。

学校のテストや授業で出る問題には決まった答えがあるので、それ以上のことは求められません。

答えさえ分かれば良いというところまでしか思考が動かないのです。

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普通に学校にいってたらそうなる人の方が多いでしょう。

最初にも書きましたが“仕事に正解や答えは無い”ので、思考が働かないので仕事が出来ない、作業しか出来ない状態になってしまうのです。

優秀な人は、もっと広い範囲まで視野を広げ、自分の勉強していることは何の役に立つのかを考え、自主的に能動的に学んでいます。

要は学生だとしても仕事をしているのです。

私は、学校で社会に出て仕事をするということはどういうことなのか教えない制度に

問題があると思っています。

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アメリカ人とか、学校教育が社会の仕事にリンクしているので、やはり社会で実際に役に立つことを教えているんです。

日本はどうでしょ。

話が少しずれましたが、

学校の時点ですでに、行動で仕事が出来る出来ないが解ってしまうのです。

デザイナーにおける仕事と作業

 

さっきも触れましたが、デザイナーにおける仕事と作業はこんな感じです。

デザイナー
作業仕事
  • 実際にデザインを作成する
  • 見積もりを作成する
  • 素材を作成する
  • どうすれば効果が上がるデザインになるか考え設計する
  • どうすれば美しいデザインになるかラフを描く
  • コンセプトワーク等、なぜこのデザインなのか理由を固める

この二つをしっかり分けてしないと、仕事しながら作業するのはかなり難しいです。

私の場合、仕事をしている時は、音楽を聴いたりできません。雑念が入ってきて考えがまとまりにくくなってしまうからです。設計があやふやになるのです。

逆に作業になると、もはや仕事によって設計図は完成しているので、組み立てていくだけなので音楽聞いてやったほうが効率が上がったります。

【まとめ】仕事と作業の違いとは何か【職業は仕事と作業で出来ている】

というわけで今回は仕事と作業について解説しました。

  • 仕事は目的を達成するためにどうするか考えること
  • 作業は実際に考えたことをして進めること
職業(仕事)
作業仕事
やり方、正解や答えが決まっている。やり方も正解も答えも無いので探す必要がある
覚えていれば思考停止していてもある程度出来る常に何をするのがベストかを流動的に考える
会社の歯車、エンジン会社の意思決定、目的地、カーナビ
与えられたこと、言われたこと、すでに決まっているマニュアル通りに行う。結果が出るのであればやれることはすべて行う
誰がしても同じ結果になる人によって工程も結果も変わる

仕事(職業)=(仕事+作業)

と考えると解りやすいのかなと思います。

職業という意味での仕事と捉えていると、意味が解りづらくなりますね。

 

それでは今回は以上です。

お役に立てれば幸いです。

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