
今回は、人生や仕事でかなり重要な能力である。スルースキルについて詳しく解説します。
この能力が高ければ、いらないストレスを受けずに避けられるので鬱病なんかのリスクも抑えられます。
私の妻が中々のスルースキルの持ち主で精神的にタフです。
妻を見ていて学んだことをまとめていきますので、自分が精神的に弱いと思っている人は参考にしてみて下さい。
スルースキルの身につけ方【経営者の妻を見ていて学んだこと】
この記事で分かること
- スルースキルとは何か
- なぜスルースキルが必要なのか
- スルースキルが高い人の特徴
- 妻のよく使うスルーテクニック
- それでもストレスが溜まる人は

そんなこと細かく考えたこともないわ
スルースキルとは何か
スルースキルとは
ネガティブな言動を自分に向けられたときに、そのまま受け止めるのではなく、うまく受け流す(スルーする)こと。 SNSなどの誹謗中傷や心ないコメントを受けたときの心構えや対策のこと
これはネットに限らず現実の世界でも絶対に必要な能力で、人間関係からメンタルを守る意味でも伸ばすべきスキルなのです。
しかし、現実でのスルーは、ネットのものほど単純ではなく、実際に他人と顔を合わせた状態でスルーするというものなので、中々コントロールするのは難しいです。
なぜスルースキルが必要なのか
結論は自分のメンタルを守るためです。
私自身もこのスルースキルが低かったためにうつ病になったりしました。
自分にプラスになる情報を取り入れ、自分を後退させるような情報からは離れた方が、人生において生産的です。
これは人との会話においても同じですが、対人関係は白か黒かでの決断はリスクが高くなってしまいます。上手くグレーゾーンを行くことで相手に不快感を与えずにやり過ごすことも必要なのです。
ストレスの多い社会に居続けるためには、スルーする力を高めることは必須だと思います。
妻のよく使うスルーテクニック
妻が良くやっているスルーのテクニックはこちら。特にその手の本とかを読んでいる訳でもなく自然にやってる感じです。
- 基本的に相手の言っている事には逆らわない
- 真に受けない、話に乗らない(相槌はごく普通に)
- 話を変える、はぐらかす
- 仕事を理由にその場から離れる、電話を切る
- 客観視する
- 他人を見下す(態度には出さない)
- 高いスキルを身に付ける
相手の話をしていることに逆らうと、話が長くなったり摩擦が起こったりして、スルーしにくくなりよくありません。
聞き上手に徹して、時には共感する意思を見せて、早く話を終わらせることに注力します。
人によっては、不快な事を言うことでこちらの反応を見て楽しんだりしている場合もあるのでフラットな反応を心がけましょう。
会話の中でよく使うフレーズとしてはこんな感じ。
- へぇそうなんですか。
- それ、分ります。


納得や共感することで話に逆らわない訳です。
話を膨らませないことも大切です。
真に受けない、話に乗らない(相槌は普通に)
相手が自分に悪意のある言葉を言ってきたとしても、「何言っているんだ?この人」と流しつつ対応しましょう。
客観視する
真に受けないともかぶりますが、客観的に意識を一歩引いて話をしていきましょう。
距離が遠い分、相手の話も自分には届きにくくなります。
話を変える、はぐらかす
これはかなり有効なテクニックで、妻もよく使っています。使いこなせればこの上なく強力な武器になります。
相手の口撃を止めさせることができ、こちらの話したいことに相手を合わせさせることが出来ます。


過去に、私はこのスキルが全くなかったため、すべての攻撃を受けざる負えない状況になってました。
方法としては
- そいえば
- ところで
- あのニュース見ました?
- これ知ってます?
といった言葉を挟んで話を変えます。
こちらが話を受け身になって聞いていると中々出来にくいので、話の主導権を奪うつもりで話を変えましょう。
やられた方は意外に気が付きにくかったり、反論されてないので怒ることもできません。
仕事を理由にその場から離れる、電話を切る
そもそもですが、一番いいのは嫌な人と話自体をしないことです。
そのためにはコミュケーションを途中で切るというのも有効です。
その際に一番自然で、話の流れに腰を折らないのが「別の仕事を理由に話を終わらせる」です。


「すいません。ちょっと仕事の電話が入りましたのでまた掛けますね」と言って切ったりするかな。
どうでもいい話を切るのに良いよ。
話の途中で離れるのは、相手に失礼と思う人が居るかもですが、“仕事をしないと生きていけない”という大義名分には敵わないので気にする必要は全くないのです。
他人を見下す(態度には出さない)
汚い言い方かもですが、例えば、
動物に文句を言われても腹は立たない筈です。
そういったイメージを持っておくと、何を言われたとしてもノーダメージでスルーしやすいです。
更にその人より何か秀でていることを持っておくことや、勉強をしておくことで強固なイメージになります。
他人を見下すことが出来れば、スルースキルは伸びやすいです。
ただ見下すと言っても、他人にそれを伝える必要はありません。心の中で思うだけでOKです。


ある種、怖い人かもしれませんが自分を守るためには必要なのです。割り切った方が賢いかもですね。
何かしら高いスキルを身に付ける
高いスキルを身に付けることも、他人にマウントをとれる材料になるので間接的に他人を見下すスルースキルが高まります。


争いは起こさないようにしないと。
お金に余裕があるとスルーできる
スキルと同様に、お金に余裕があると仕事でのメンタルは強くなります。
絶対的に金額という数値で優っているとやはり精神的に楽になります。
妻のスルースキル
私の妻は基本的に小さなことは勿論、時には他人がびっくりしてしまうような大きなことでもスルーします。


端から見ていて感じるのは、“命の危機以外のことは余裕でスルー出来る”勢いなのです。


大げさ。しっかりフォローさえできれば気にする必要はない。私は一人しかいない訳で出来ることには優先順があるから。
フリーから始まって経営者になって10年以上たつけど、本当に大きなピンチを経験すると多少のことは気にならないかも。
あまりにも損害が大きい人からは逃げるようにしています。
宿題を忘れていってもまったく気にしないメンタル
誇れるものでもないですが、妻は小学生の頃夏休みの宿題を忘れても気にしなかったそうです。
その時使ったのが先生との会話での「はぐらかし」です。


そのうち何も言われなくなる(笑)
女子高と女子寮で鍛えたメンタルとスルースキル
妻は女子高&女子寮で高校生活を過ごしました。
そのせいか、嫌味や嫌がらせに対しての防御力、スルー力が高いです。


直接的な男子と違って、水面下でのやり取りが多い女子のコミュケーションは面倒なことが多いようでかなり鍛えられたそうです。
嫌味を言ってくる人に対しての思考と対応
例えば、嫌味を言ってくる人に対しての思考はこんな感じです。


- なんでこんなことを言ってくるんだろう、かわいそうな人だな
- 私から「そういうことを言うもんじゃないですよ」と指摘しても良いけど、それはこの人の成長に繋がるから黙って聞くだけにしとこう
と心の中では思いながら意識的に八方美人に徹するそうです。この考えが根強いがためにスルースキルが高いのではと思います。
自分(妻)にとって大事な人ほど指摘してあげるべきと考えているので、知り合い程度の人であれば完全にスルーなのです。


その時の様子を見ていて思うのが、「対応はしているけどマジで話を聞いていない」のです。笑
PC作業しながらそれが出来るのでちょっとした聖徳太子です。
スルー出来ない人はどうすればいいか
私もスルーは出来ない方ですが、色々見ていて感じるのは
基本、勉強することが大事だという事です。
勉強することで「相手が知らないことを私は知っている」という感じで、他人を下に見れるので心に余裕が生まれます。


自分のメンタルを守るときの理由付けに良いです。
勉強することは小手先のテクニックとは関係なくて一番手っ取り早い方法でしょう。
そして、性格を変えることは難しいですが、勉強し長期間情報の影響を受けていると少しづつ性格も変わってきます。
自分に必要なものを取り入れるつもりで勉強していきましょう。
- スルー出来る人の近くに居るようにする
- スルー出来る人の考え方を学ぶ
- スルー出来る人の本を読む
- スルー出来る人の考え方を自己洗脳する
ひろゆき、ほりえもん、イケハヤなどインフルエンサーと呼ばれる人達は、
例外なくスルースキルが高いです。こういった人のスルー思考を学ぶことでスルースキルは伸びやすくなります。


妄信するのはお勧めしませんが。良いところだけを掻い摘んで取り入れるのは全然OKです。
一通りやってもだめなら環境を変えましょう
スルースキルを試してみても上手くいかなかったり現状が変わらなかったら、環境を変えることも視野に入れないと、いつかメンタルを壊すかもです。
転職サービスに登録し、少しづつ準備をしていくことをおススメします。
【まとめ】スルースキルの身につけ方【経営者の妻を見ていて学んだこと】
まとめです。
スルースキルの身に付け方は、まずテクニックを知ることが大切です。
- 基本的に相手の言っている事には逆らわない
- 真に受けない、話に乗らない(相槌はごく普通に)
- 話を変える、はぐらかす
- 仕事を理由にその場から離れる、電話を切る
- 客観視する
- 他人を見下す(態度には出さない)
その中でもおすすめなのが「話を変える、はぐらかす」です。
具体的な方法を理解して実践してみましょう。使っていくうちに慣れてきます。
知識、スキル、お金はメンタルを守る鎧になります。身に付ける努力を怠らないようにしておきましょう。
それでは今回はこの辺で。
誰かのお役に立てれば幸いです。
コメント