
無職ってキツイですよね。
あんなに仕事が嫌で辞めたいと思っていても、実際辞めると例えがたい不安が押し寄せてきます。
私も転職経験があり、その時の無職時間の経験を元に
不安の解消法を提案したいと思います。
社会人経験が長くなってくると、あの時はこうしておけばよかった・・みたいな知識やアイデアがかなり出てきますので。
無職の不安を解消する具体的方法【焦らず1つづつ解決】
この記事で分かること
- 無職の時の不安内容
- 無職の不安の解消法
- 無職時に絶対にしてはいけないこと
- とりあえず固定費は下げる
- 職歴なしや無職の方向けの就職支援
- 未婚の無職、既婚の無職について
もっと深掘りして
- 年齢よりもスキルが大事
- 運動をすると気分は良くなる
- 無職の時間は絶大な学びのチャンスでもある
- デザイナーの転職活動

無職の時間を自力の底上げに使ってほしいと思っています。
日本には良い制度があるので。
学生の頃には分からなかったことでも一度社会人を経験することで見えてくるものも変わってくるのではないでしょうか。
無職の時の不安とは
- 貯金が減っていく不安
- 社会的信用がなくなる不安
- 孤独、疎外感を感じる
- 確定しない未来に不安を感じる
無職の時に不安に感じるのは何よりお金ですよね。
仮に100万位の貯金があったとしても割とどんどん減っていきます。というより自分で貯めたお金が減っていくということが何よりの不安です。

人間、損失や損をすることには敏感に反応してしまうものなのです。
私の場合は大阪に住んでいたこともあり、特に家賃で減っていく金額は大きく、実家暮らし田舎暮らしがどれだけ恵まれれているのか思い知りました。
そして無職になると自分から社会に接点を持たないと、孤独になります。
人は無職という得体のしれない負い目を勝手に背負ってしまい孤独になろうとします。
ここで心が折れてしまうと、再出発が難しくなったり自分の殻に閉じこもってしまったりするので出来るだけ外に出た方が良いように思います。
買い物に行き人とあいさつをしたり、人との繋がりを断たないようにしましょう。
ちょっとしたことですが効果はあります。

自分の部屋に引きこもるのは禁止です。
良いことありません。
自身のスキルや技術に自信があれば無職のプレッシャーに耐えられる
私の場合は、デザイナーをしていたので、仕事を辞めても作品や実績が残ります。
この実績が、精神を維持する砦になっていました。
当時まだまだ未熟ではあったけど、あれだけ夜も寝ないで作ったデザインが評価されない訳がない・・・と変な自信があったので無職のプレッシャーにほぼノーダメージで耐えることが出来ました。無職期間中はポートフォーリオの修正など、細かい部分の詰めをしていました。
すでに手に職をつけている人や、スキルを持っている人は無職耐性が高いと言えます。

どこに行っても通用するという自信が、無職時間の精神的ダメージを跳ね返します。
なのでそもそもの仕事選びも、いわゆるマックジョブはやめておきましょう。
無職の期間が長くなるにつれ不安も増えていく
無職期間は長くなればなるほど不安は大きくなっていきます。
実際に就職できる確率もどんどん下がっていくことは間違いありませんし、社会的な信用も落ちてきます。
無職だと分かったとたんに友人関係も疎遠になったりもありえます。
仕方ない事かもしれませんがこの不安を払しょくするのが制度を活用した時間とお金の確保+勉強です。
無職の不安の解消法
現状、スキルが無いからと言って絶望する必要はありません。
再就職を支援するサービスや、スキルを身に付けるスクールなど割と数多く存在するので
自分で調べつつ、自分に合うものを選んで就職に活かしましょう。
- 就職支援サービスを使う
- 転職エージェントに登録する
- 勉市場価値の高いスキルを身に付ける


とりあえず登録するのが正解です。
少しづつでも1つづつ前に進みましょう。
無職時にするべきこと
無職時にするべきことはこちらです。これをすることで同時に不安の解消につながるのでおすすめです。
筋トレ、運動する
筋トレは良いですよ。
頭がすっきりして情報の整理をしやすくなります。また、ホルモンの関係で、前向きに元気な考え方になったりします。


想像してみて下さい。
筋トレしている人で暗い人は居ないでしょう?
いつもエネルギーに満ち溢れていて元気な人が多いと思いませんか?
科学的にも証明されていることなので筋トレして元気になりましょう。
とりあえず固定費は下げる
固定費を下げるのは無職になった時にだけすることでもなくて、普段から意識しておきたい事でもあります。
固定費とは、何もしなくても生きているだけで使っているお金のことです。なので無理してストレスを感じるくらい節約をしろという訳ではありません。
携帯代、インターネット代、電力会社、車・・・などで、固定費を下げる選択をしましょう。


スマホは格安シム一択です。つい先日妻のスマホも変更手続きをしました。
ローンとか絶対に止めましょうね。
逆に出ていくお金が増えていくし、未来のキャッシュフローを使い込んでることになります。
本を読み、ビジネスの勉強をする
勉強は二つしておいてもらいたいです。
- 自分のやりたい仕事のスキル習得
- 経営者目線でのビジネスの勉強
この二つです。
スキルの習得は当たり前としても
経営者目線でビジネスというもは何をしているのかを理解できれば、
仕事のゴールはどこなのかを理解できるようになります。もっと言えば上司の言っている事の理解度が格段に深まります。
再就職をしたとしても先手先手で行動しやすくなります。すべて話さなくても言っている事の認知力は確実に上がります。


同時に副業としてビジネスに取り組むのも良いですね。
私のようなHSPの気はある人でも、ビジネスという仕事の概要を詳しく理解しておくと、余計な心配事が減ります。上司の言っていることの理解度が深まり、仕事において気にしておくべきことと流していいことの判断が出来るようになるからです。
そのためにも、経営者目線でのビジネスの勉強をしましょう。
無職の時間は絶大な学びのチャンスでもある
無職時間は学びに充てるための時間だと思います。
ただし自分以外、誰も時間の管理はしてくれません。ダメな時間を過ごそうと思えばいくらでも過ごせてしまうのです。
余談ですが、フリーランスの生活もこの無職期間に似ています。自分が仕事をしなければお金が入らないので本気にならざる負えないのです。
一方就職して働くと、ある程度給料は保証されているので甘えて本気が出せない人は多いのではないでしょうか。


本気で学んでスキルと知識を身に付けましょう。
後々必ず「やっておいてよかった」と思うことになり、人生のプラスに働いてくれます。
日本は恵まれている
極端な考えかもですが事実なので伝えておくと
日本は雇用保険や傷病手当金や生活保護などセーフティーネットが充実しています。
これが発展途上国などではそうもいかず、仕事を失ったり、そもそも仕事が無くホームレスになるしかないような国もあったりするのです。
なので日本という狭い視野で絶望するのではなく、広く世界を見て、
自分は恵まれているし“出来ることがたくさんあることを忘れないでほしい”のです。


日本人は特に周りと同じでないとダメ・・・みたいな考え方の人が多く色々言ってくる人も居るかもですが、無視してOKです。
その代わり継続的な勉強と努力は忘れずに。
転職エージェント、スクール、職業支援学校などに登録する
無職時間に突入したら真っ先にやっておきたいのが、転職エージェント、スクール職業支援学校などの登録や申請作業です。
人間どんなに自分に厳しくしていてもどこかで必ず気が抜けてダラけます。
ダラける前に他人に自分の時間管理の一端を任せてしまいましょう。


自分が動かざる負えない状況をいち早く作っておくのです。
おすすめなのがこちらです。
ニートやフリーターに対応しているサービスです。
やりたいことが見つからないとか、前に進みたくても進めず、足踏みをしている状態なら
特にお勧めです。
ちなみにクリエイティブ系の転職エージェントはこちらです。
私の専門分野なので詳しく解説しています。興味があればどうぞ。
無職の有利な点
無職の時間は絶大な学びのチャンスでもあります。
失業保険を申請することで2~3か月間はお金と時間を稼げるので、
遊びや悩んでいる時間にあてないで学びに集中しましょう。
ただ私の経験上だと、この2~3か月間は独学での学習は向いていないように思います。
というのも独学だとダラダラ時間度返しでやってしまう傾向が強く、自分だけで一つのスキルを2~3か月で学び終えれるかというとかなり難しい筈です。
職業訓練学校や、スクールなどで他人に時間の管理をしてもらった方が、メンタルにやさしく、何よりヤッタ感が生まれやすいです。


職業訓練を受講した場合、失業保険の最長2年の延長なんてものもあったりします。
こうなってくると人生負ける気がしないように思います。
そして最初でも書いた通り、無職期間中は、特に他人との関りを維持するようにしないと、闇に落ちて引きこもりになってしまうかもわかりません。


お金を稼いでの引きこもりは良いけど、そうでない引きこもりは幸福感はまったくないと言っていいです。
実際に面接時に、無職時間中何をしていたかを気にする企業も少なくないです。
意欲的に仕事のことを考えていたのか、遊んで何もしていなかったのかは、優れた洞察眼を持った面接官なら見抜いてしまいます。


私も面接官をしたことがあったりしますが、
努力をしているのかしていないのかは
佇まい、表情、視線、声、言っている事の内容、質問に対しての対応なんかでほぼバレます。決めつけられると言った方が正しいかもですが、外れることはほぼありません。
なので真摯に勉強しましょう。
無職時に絶対にしてはいけないこと
私が思う無職期間中にしてはいけないことはこちらです。
- ゲーム
- ネットフリックスなどの動画視聴
- 漫画の大人買い
こんな感じで、スキルや知識が深まらないことに“ハマってしまう”のが最も危険だと思っています。
なぜなら
- 時間を使って仕事について何も得られない
- 時間を使っても稼げない
恐らくですが、これら無駄な事を全てやりつくして終わった時には、相当な後悔の念に襲われるのではないでしょうか。


さっきのマックジョブよりも、稼いでいない分さらに時間の無駄遣いとなります。
解消法としては、2倍速で動画を見るとか、とっととネタバレを見てしまうなどを、とにかく“ハマってしまうことを避けましょう。”


逆にスキル習得や勉強にハマってしまえば最高なんですけどね。
可能かどうかはおいといて、ゲームは配信などでとにかくお金に変える方が建設的です。
最終的には年齢よりもスキルが大事
例えば35歳だから再就職が難しいだろうなとか思ってしまうかもしれませんが、実際のところ再就職の年齢は年々上がってきています。
引用:年代別転職のポイントも解説!コロナでどう変わった? 転職成功者の年齢調査【最新版】
30歳以上の人で全体の半分くらいなのでいかに多いかが分かるかと思います。転職をする人の年齢の平均は32歳です。
【まとめ】無職の不安を解消する具体的方法【焦らず1つづつ解決】
今回は無職の不安の解消についてまとめてみました。
やるべきことはとにかく
- 転職エージェントの登録
- 職業訓練校への申請
- 雇用保険の申請
- 人との関係を断たない、孤立しない
- 仕事のスキル習得、ビジネスの勉強、読書
補助的におすすめなのは
- 筋トレで前向きなエネルギーを身に付ける
- ゲームや動画にハマらない
- 固定費は下げる
こんな感じです。
無職時間を謳歌して新たなスキルを習得し転職に有利に活用しましょう。
それでは今回は以上です。
誰かのお役に立てれば幸いです。
ありがとうございました。
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