

WEB系の広告デザインに興味があるんですが
マスメディアンてどうなの?

この記事はデザインの経験を持つ私が解説します。
マスメディアンは、広告、WEB系の求人数では
最大規模の求人数なので、それだけでも登録しておく価値がある転職エージェントです。
勿論デメリットもあったりするので、
きちんと、良いところ悪い所を理解した上で決めて登録するかしないかを決めて行きましょう。
- マスメディアンの評判【クリエイター目線で解説】
- マスメディアンの評判は?運営元会社について
- マスメディアンでの就職決定までの流れ
- マスメディアンの評価、対応はどう?
- 得意な職種は、マーケティング、広告広報、WEBデザイナー。求人数は多い?田舎の対応性は?
- マスメディアンを使った人の実際の声
- メールが多すぎ
- 待っているだけだと良い求人にめぐり合う確率が減る?
- 批判意見やネガティブなレビューを見て不安になった時は利用すべきか
- はずれのエージェントはこんな人。ヤバイと感じたら早めの担当変更を。
- マスメディアンを使うメリット
- マスメディアンを使ったデメリット【勿論良いとこばかりでは無い】
- エージェントを使わずに条件の良い転職は不可能
- 転職は自分なりのリサーチにも全力を尽くそう
- 今後の広告、WEB、マスコミ業界はどうなっていくのか
- 【まとめ】求人数が多いだけでも登録の価値はあるが・・・早い段階で自分の実力や経験の確認をしましょう。
マスメディアンの評判【クリエイター目線で解説】
- マスメディアンの特徴
- マスメディアンの運営母体
- マスメディアンで狙える職種
- マスメディアンのメリットデメリット
- WEB面接について
- マスメディアンの登録から内定までの流れ
- マスメディアンで内定を目指せる企業
- マスメディアンは未経験者は利用できるのか
- マスメディアンの信頼性
- マスメディアンを使った経験談
- 他の同じようなエージェントサービスについて
- 今後の広告、WEB、マスコミ業界はどうなっていくのか

徹底的に調べた上に私の経験に基づいて記事を書いています。
マスメディアンの評判は?運営元会社について

マスメディアンの運営会社は、広告系のクリエイティブ・マーケテング関連の専門誌「宣伝会議」のグループ会社です。
60年以上の実績はあります。
日本には現在18000ほどの転職エージェントが存在し、年間1000ほどの新しい転職エージェントが生まれ、また消えて行く入れ替わりの激しい世界です。
そんな世界で「経営期間が長い」ということは大きな信頼に繋がるといっていいでしょう。
ただ、扱ってる業種が業種だけに転職の難易度が低いとは言えないです。
マスメディアンの社員や元社員の社内評価

カイシャの評判からの引用です。
株式会社マスメディアンの口コミ
評判スコア ★★★★☆ 78点/41件
広告・クリエイティブ業界で関わった人や企業が成長していく姿にやりがいを感じる。人を扱うマッチングなので正解はないが、クリエイターと企業にとって満足の出来る採用に近づけるために試行錯誤出来る点にもやりがいを感じる。
20代/女性/現社員(正社員)/営業系
採用に関わったクリエイターや企業の成長に深く関わることが出来るので、世の中に価値を与えていると実感じる。クリエイターや企業に専門性を活かした提案や情報を伝えることが出来、信頼していただける点にもやりがいを感じる。
20代/女性/現社員(正社員)/営業系
引用:カイシャの評判

個人的な感想ですが、ぶっちゃけ内容が薄く、最新のものでは語尾が「~を感じる」で締めくくられているレビューが多く、どこか”書かされている”感がぬぐえないです。
こちらから実際見てみてください。
マスメディアンでの就職決定までの流れ
- 【マスメディアン】にて申し込み
- 面談・相談
- 求人の紹介
- 応募・書類選考
- 面接
- 内定・入社・条件交渉

といった感じで他サービスと大きくは変わりません。
ちょっと特殊なのは、面接でマスメディアンのキャリアコンサルタントが
同席する点です。
申し込み内容はこちら【無料】
- 氏名
- フリガナ
- 生年月日
- 性別
- メール
- パスワード
- 広告・Web・マスコミ職種の経験の有無
- 直近の業種
- 直近の職種
- 希望勤務地
- マスメディアンを知ったきっかけ

全て必須事項ですがそこまで書くのに苦労するような内容ではありませんね。
5分から10分ほどで出来ます。
面談時に必要な書類等

希望職種 | 写真付履歴書 | 職務経歴書 | ポートフォリオ | 企画書 | 身分証明書 |
---|---|---|---|---|---|
クリエイティブ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
営業 | ○ | ○ | ○ | ||
プランナー | ○ | ○ | ○ | ○ | |
その他職種 | ○ | ○ | ○ |

特に変ったものはなさそうです。
クリエイティブに関わりたいならポートフォリオ、プランナーなら企画書。
実力を示すものは必要ですね。
ここはクリエイティブでの転職のキモなので、ポートフォリオに精通しているエージェントの力を借りて
完成度を高めましょう。
また、受ける企業によってカスタマイズも必要なので、企業の情報収集も怠らず。
マスメディアンの評価、対応はどう?
口コミや評価を元に解りやすく表にまとめました。
総合評価 | ★★★☆☆ |
---|---|
相談はしやすいか | ★★★★☆ |
高い年収は狙えるか | ★★★☆☆ |
第二新卒でも使いやすいか | ★★★★☆ |
在籍中でも利用しやすいか | ★★★★☆ |
対応の丁寧さ | ★★★☆☆ |
業界への理解度 | ★★★★☆ |
求人の量 | ★★★☆☆ |
求人の質 | ★★★★☆ |
対応地域 | 全国 |
満足度 | ★★★☆☆ |

転職エージェントの総合評価や満足度は高いものでも
「5段階評価で3~4弱」くらいなので、普通ですね。
得意な職種は、マーケティング、広告広報、WEBデザイナー。求人数は多い?田舎の対応性は?
得意なのは広告やクリエイティブ系の求人です。
全種の求人数は2300ほど。絞れば絞るほど少なくなっていくのでまずはチェックしましょう。
広告・クリエイティブ | 営業・プロデューサー・媒体 制作ディレクター・進行管理 マーケティング クリエイティブディレクター コピーライター AD・デザイナー CM・映像 アシスタント | 125件 |
デジタル・IT | コンサルタント(IT・EC) デジタルマーケティング Webクリエイティブ ゲーム・体験型デジタルコンテンツ Web編集・ライター IT・エンジニア | 1150件 |
コンサルタント | 営業支援・マーケティング 経営・戦略 人事・組織 | 29件 |
出版・新聞・放送 | 編集・制作(出版・新聞) 制作(放送) 営業・新規開発・イベント推進 | 125件 |
事業会社 | 広報・宣伝・マーケティング クリエイティブ(インハウス) 営業推進・営業支援 事業開発・経営企画・DX推進 営業 販売員 社内SE・情報システム 総務・経理・人事・バックオフィス | 741件 |
東京地区で1600件ほどの求人が集中していて地方になると0件や4件など、相当数が減るのは仕方ない部分でもあります。実質、地方では使いものにならないですね。
マスメディアンを使った人の実際の声

こちらはみん評からの引用です。参考にしてみてください。
ヤマさん 投稿日:2020.04.07
★☆☆☆☆ 1.00
対応は酷いわ、連携は取れていないしで、最悪です。
既に会員登録はしており、気になった案件を問い合わせたら担当者に確認をして折り返すと言われた。担当者はその後連絡をくれたが、こちらが電話に出れず再度かけなおした。だが再度担当者が不在だったらしいので、すれ違わないように今度はメールで連絡をお願いしたら、「担当が誰なのか分からない、用件をもう一度言ってくれ」という内容のメールが来た。この時点ですでにおかしいのだが、言われる通りに用件を伝え、そちらから折り返しで電話が来たのに担当がわからないはずないよね?という内容を丁寧に書いて送った。その後返信が来たのだが、支離滅裂な返答で、当初から知りたかったこちらの質問には答えてくれず。また、担当者の確認すらしていない事の謝罪もなし。すぐに退会申請をしました。広告系に強い、とはあるが、業界自体が狭いのでそもそも広告系は他の派遣会社からも同じ案件でいくつも出ているのを見かけます。応募するなら他からの方がいいでしょう。登録するだけ個人情報をばら撒くだけだし、時間も勿体ないですよ。
ゆかさん 投稿日:2019.02.15
★★★★☆ 4.00
業界未経験者でも安心です
マスコミ業界に強いエージェントということもあり、マスコミや広告関係の求人は群を抜いていると思います。求人数が多いとどの企業を選べばいいのかと混乱しがちですが、専任のコンサルタントはマスコミ業界の知識が豊富で条件に合う求人を紹介してくれるのでミスマッチの心配はあまりなかったです。私は業界未経験でしたが個別相談や未経験者向けのセミナーが定期的に開催されていて、自ら情報収集できるのも良かったです!
チーターさん 投稿日:2018.12.15
★☆☆☆☆ 1.00
残念です…
ネット上では、こちらは広告関係の転職に強いという評判を見かけたのですが、全くの未経験の場合は仕事の紹介をするのは難しいと言われてしまいました。そして、実際に何も紹介してもらえませんでした。なので、わたしのように違う業界や職種から転職したいという方には不向きな転職サイトだと思いました。
- 苺大福さん 投稿日:2018.07.02
★★☆☆☆ 2.00
実績は必要
宣伝会議グループが運営している転職支援会社であり広告関連の会社などの求人は豊富にありました。ただ、業界未経験では紹介できる求人がほとんどないこと、少なくともWEBやITの知識がないとマスコミ系への就職は難しいということをスタッフの方に言われました。クリエイティブ系の仕事をしていた人がより良い転職先を探すのにはいいかもしれません。畑違いの人がマスコミ業界に転職するのは難しいのかもしれませんが、もう少し丁寧に対応してほしかったです。
ヤスさん 投稿日:2019.04.27
★★☆☆☆ 2.00
期待していた内容ではありませんでした
テレビや新聞に関係する求人が多いだろうと思っていましたが、求人そのものの数が少ないです。私がイメージしていた報道関係の仕事を見つけることはできませんでした。スタッフのサポートもマスコミ系ならではの特色は無く、他の転職サイトとあまり変わらない印象を受けました。

多くはありませんが批判的な意見が多めです。
やる気次第でしょうけど、これを見て他業種や未経験から”無計画”に飛び込むのは避けた方が良い業種なのかなと感じました。
実際にこちらから、評価を全て見て自分なりの評価をしてみてください。
メールが多すぎ
エージェントを使うとこういったメール多すぎ問題も起こってきます。
丁寧に全て対応する訳にも行かないので、ざっと目は通しておいて必要な物だけを分けて行きましょう。

複数のエージェントを併用するとメール対応が難しくなってきます。
しかし、良い求人がまぎれているかもしれないので気は抜かないように。
初めから専用のアドレスを用意しておくことをお勧めします。
待っているだけだと良い求人にめぐり合う確率が減る?
エージェントにとって求人のお世話をしたい人はどんな人かを考えてみると、
やはり”一定以上やる気の見える人”でしょう。
あまりしつこい感じや空気が読めないのは良くないですが、
エージェントにとってもやりやすい距離感を考えつつ
コミュニケーションをとって求人を紹介を受けましょう。
エージェントにも受かる人受からない人というのが早い段階で見えています。そこで受からないという判断を下されてしまった場合、
塩対応化する可能性も高いです。
エージェントも慈善事業はしていません。エージェントの経営や儲かるシステムを理解しておくほうが精神的なダメージも少なくできそうです。
批判意見やネガティブなレビューを見て不安になった時は利用すべきか
ネガティブ意見を見ると行動にストップが掛かったりするのが一番良くないです。
結論から言って、どうしても不安なら無理に使う必要はありませんが、
しかし、確認をしてみていただきたいですが、
他の転職エージェントの評価も確認したところ、マスメディアンと大差はありません。
どんな大手で優秀だとされるサービスでも評価の悪いものは絶対にあります。
ほぼ全て平均で、5段階評価で3~4強におさまります。
専門知識や経験が必要な転職自体が難しい業界や業種の場合は、当然、転職率も下がるので良くないレビューも増える傾向になります。
なので自分で確認した心配の無いエージェントを試して見て満足行かなければ、
補助的に【マスメディアン】も使うといったやり方でも全然問題はないかと思います。
ただし同時進行ではないので、よけいに時間は掛かってしまうことは注意です。
はずれのエージェントはこんな人。ヤバイと感じたら早めの担当変更を。

上記のタイプとは別で、こんなはずれタイプがいます。
- とりあえず、その人に合いそうな求人を大量に送ってくる
- そもそもあまりやる気がない
- 思考停止して流れ作業のように対応してくる
- 年収や労働条件等が下がる提案を多くしてくる、その際の説明もない。
- 対応が遅い

早い話が素人です。
エージェントにも基礎が存在するのでエージェント側の教育にも問題があるかもです。
マスメディアンでもクリエイターとしての専門知識が必要なので話した時点で感じ取れるかもです。
マスメディアンを使うメリット
マスメディアンを使う特に大きいメリットについてまとめました。
ポートフォリオについてアドバイスがもらえる
何気にここが大きいメリットです。専門ではないエージェントだとしてもらえるかどうか怪しいです。
クリエイティブな仕事だとポートフォリオの出来は就職活動の死活問題なのでアドバイスを求めてブラッシュアップして行くのが良いです。
個人的意見ですが、デザイナーとして意見を言うとポートフォーリオに求めるものは、
- 正確性、丁寧さ
- 掛けた時間
- 熱量、作品数
- スキルが分かるもの
- 内容が受ける企業に則しているか

ポートフォーリオに求めるならこのあたりです。
渡して見せるだけではなく、細かくプレゼンできる準備をしておきましょう。
企業の内情を知っているとポートフォリオのカスタマイズは
とてもやりやすく効果が高いです。
WEB・広告・マスコミ業界に特化している


うたい文句にしているだけあって他のエージェントも含めて考えると求人数も多めです。
運営会社がその分野のノウハウは詳しいので、ポートフォリオ作成や面接対策の面では大きく役立ってくれます。
ただしエージェントとのコミュニケーションは密にしないと、そういったエージェントのノウハウが活かせないので注意です。


コミュ力に自信がない方だとサービスの力をうまく活用できないかもですね。
給料の交渉などの企業間のやりとり代行


お金の事を相談するのはなかなか難しく感じるものです。多く言いすぎたら変に思われないか・・・とか心配してしまったりします。
本来重要なところなのできちんと納得いく形にしておきたいところなので
プロにお願いしてまとめてもらえるのは大きなメリットです。
マスメディアンを使ったデメリット【勿論良いとこばかりでは無い】
未経験者には不利?
専門職だとどうしてもぶつかる問題です。未経験者はぶっちゃけ不利です。エージェント側からしても”転職させ辛い”わけなので、優先度が下がってしまうわけです。
スキルが無ければ基本的な事も出来ないこともあるので、
業界未経験であるなら、セミナーに通ってみるとか、独学で知識を増やす、ブログを書く、マーケティングを身に付けるなど、一人でも出来る事はかなりあるのでやっておいて損はないでしょう。
単体での利用だと心もとない 同じタイプの転職サービス
マスメディアンに限ったことではないですが、転職エージェントは単体で使うのはお勧めしません。単体だとサービスの比較も出来ないので
他の転職サービスを登録し併用して行きましょう。数少ないクリエーターを扱ったサービスが下記です。
余裕があれば登録しておきましょう。
1. ファミキャリ!
2. Webist
3. レバテックキャリア
4. ファミキャリ!新卒
5. レバテッククリエイター


また、フリーランス向けなサービスもあります。
エージェントを使わずに条件の良い転職は不可能
これも少し考えたらわかることですが、
仮に、エージェントを使わずに、独力で好条件の転職が出来るのかというとかなりの無理ゲーですよね。
想像してみてほしいのですが、自分で企業ホームページを探して求人をチェックし、自分で連絡等をして1つづつ自分で対応し、労働条件等も交渉していく・・・・そんなこと出来ないでしょう。
そもそも転職エージェントにしか求人が出ていないケースの方が多いです。
時間やコスパを考えると、どんな転職エージェントであっても使わない選択肢はありません。
登録は無料です。なので一度使って試して見てダメだったら使わない。これがおすすめです。
転職は自分なりのリサーチにも全力を尽くそう
転職エージェントに登録したからと言って安心でもないし、自分の人生の舵をとるのは自分です。
良い評価を疑って、悪い評価を探して行動しないのは良いこととは言えません。
はっきり言えるのは転職エージェントの中には、確実に求人が存在して、それに出会える可能性があると言うことです。
今後の広告、WEB、マスコミ業界はどうなっていくのか
ネット広告でいうと、かなりの勢いで伸びています。広告業界もマスコミ業界もWEBという新しい波に乗っかり
今後も勢いは増していくでしょう。
なのでWEBに絡めた事業を狙っていくのが今後の安心にもつながるのではと思っています。
詳しい記事があったのでリンクしておきますね。
【まとめ】求人数が多いだけでも登録の価値はあるが・・・早い段階で自分の実力や経験の確認をしましょう。
ややデメリットが多い印象にまとめてきましたが、
【マスメディアン】の内部に求人がある限り登録にはメリットが大きいです。
他のサービスと併用していい求人にめぐり合う確率を増やしていきましょう。
その際に、自分の経験や実力が通用するかしないのかはっきりと確認するのも有効です。
早い段階でエージェントの目を通して判断してもらえば、見切りも付けられるし時間も無駄にはならないでしょう。
それでもどうしても、クリエイターとして就職を目指すのであれば、スクールなどで実力を付けて再出発が必要なのです。
今回は以上です。参考になりましたら幸いです。
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