
今回はPhotoshopの代用ソフトについて紹介していきます。
画像編集したいけど、Photoshopはサブスク料金が掛かってくるのでそれをケチりたい人も少なくないはず。
Photoshopを使って約12~13年のデザイナーの私が触ってみて使い勝手を見た上で解説します。
【無料】Photoshop代用ソフトはコレ【デザイナーが試しました】
この記事で分かること
- Photoshop(フォトショップ)代用ソフトは大きく2種類
- Photoshopに似た全く別の無料ソフト
- Photoshop下位互換ソフト
- デザイナーがおススメする無料ソフトとその理由
- Photoshop(フォトショップ)について
Photoshop(フォトショップ)はサブスク料金が掛かる
Photoshopを使おうと思ったら、最低でも月額1,078円かかってきます。

無料でのお試し期間はありますが7日間です。
年間で12,000円なので小さい金額ではないし固定費が上がるのは嫌なものです。
私たちのようなデザイナーの場合はPhotoshopの機能が必要不可欠ですが、
そうではないちょっとした編集などはフリーソフトでも十分なので。
2021年10月現在、Photoshopの買い切り版は販売終了している
海賊版やCDからインストールするタイプの古いPhotoshopはあまりお勧めは出来ません。
海賊版はAdobeのサポートは受けられないのは勿論、そもそも違法なので。
昔のバージョンのPhotoshopもOSやPCとの兼ね合いもあるので不具合が出てきたときに、対処できるか微妙です。
無料で使えるPhotoshop(フォトショップ)代用ソフトは大きく2種類
フォトショップの無料代用ソフト大きく分けて2種類に分けられます。
大きくは
- Photoshopに似た全く別の無料ソフト
- Photoshop下位互換ソフト
に分けられます。
Photoshopに似た全く別の無料ソフト
それではPhotoshopに似た無料の画像編集ソフトについて詳しく解説します。
実際触ってみて感じたことを書いていきますね。
Photopea(フォトピー)
私が色々使ってみて一番おすすめはこちらです。用途によって得意不得意もありますが総合的にはこれが頭一つ出ている感じです。
WEB版はWEBサイトにアクセスするだけで気軽に使用できダウンロードして使うことも出来ます。
機能面でも一通りのものが揃っているし、Photoshopとショートカットキーも共通なのでフォトショ使いからするとちょっとした感動を覚えます。


無料でここまでのものがあるのかと驚いたくらいです。
UIがPhotoshopとよく似ているので、素人の方でもこれに慣れておけば、将来的にPhotoshopにも入りやすいかと思います。
なぜPhotoshopのUIと似ているのが良いのかというと、画像編集においてPhotoshopは間違いなくトップのソフトだからです。
長年のバージョンアップを経て使いやすさを研究された上でのUIなので、感覚的にも使いやすくなっている訳です。


右端に広告がちらつくのはちょと仕方ないところですね。
WEB版の注意点とすれば、ブラウザが落ちた場合はデータも飛ぶということ。保存してダウンロードしておく必要があります。
- Photoshopの60%くらいの機能(言い過ぎかもですが感覚値です)
- 汎用性が広い
- 無料で使える
- Photoshopと操作性やツールがそっくり
- ソフトをダウンロードして使用することも可能
- Photoshopとショートカットキーが同じ
- 日本語対応している
- 会員登録、ログイン不要
- ブラシツールが少し重い
- px (ピクセル)でしか物差しツールを使えない
- フォントが少ない
- WEB版は使用が簡単だけどインターネットへの接続が必要、ブラウザが強制終了した際にファイルが保存されない
- 広告が割と大きく出る
Krita
どちらかというと画像編集というよりはイラストレーター向けの描画ソフトです。
ダウンロードして使うので手軽さは下がるものの、WEB上で使うソフトのようなブラウザが落ちたらデータが飛んでしまうというデメリットも消えます。
インターフェースがPhotoshopに似てはいますが、操作方法は若干違っています。
ペンタブ対応している点が一番お勧めできるポイントです。


一見すると何のアイコンか分からないものがあったりして、
一つ一つ操作を確認しながら使っていく感じになりました。
私がPhotoshop慣れしすぎなんでしょうね。
- 日本語対応
- Photoshopの50%くらいの機能(感覚値)
- ペンタブにも対応している
- ショートカットキーをカスタマイズできる
- 日本語は現在未対応
- 操作が少し重い時がある
- RAW画像は基本的には使えない
- 文字テキストツールの癖が強い
- Photoshopとアイコンや操作性が違う
その他も一通り触って調べましたが、今のところ上記がおススメです。SNSの画像に特化したもの、作成したものを直接SNSにアップできるものなど用途によって便利さは変わってきます。
無料で使えるPhotoshop(フォトショップ)下位互換ソフトについて
正規のPhotoshopを無料で使えるのは体験版として7日間だけです。永続的に無料では使えません。
しかしPhotoshopにも無料で使える下位互換ソフトがあるというのがあるのです。


俗にPhotoshopファミリーのソフトと言う奴です。
画像編集の場合はPhotoshop Express一択
通常の画像編集をする場合はPhotoshop Express一択です。
無料のPhotoshopの下位互換ソフトは2つあります。
下位互換ソフトは本来のPhotoshopから機能を減らしたものです。
機能が減っているとはいえそこまで困ることは無いかと思います。
- Photoshop Express(細かい画像編集向け)
- Photoshop Lightroom(大量の画像編集、画像管理向け)
となります。
lightroomは大量の写真の明るさを一気に変えたいなど、「大量の画像の大雑把な編集をしたい」とき向けのソフトです。


通常の「画像編集」をしたいとなると、Photoshop Express一択ですね。
基本的には、プロでない限り代用ソフトで十分
正直、デザイナーやフォトグラファーでない限りPhotoshopを使う必要はないです。
全ての機能はプロであっても使いこなすことはほぼ不可能だしその必要もありません。


プロでも全ての機能の70%位を使っていれば良い方でしょう。
とはいえ、代用ソフトは使い方をレクチャーした情報が少なかったりして、使い方が分からないという状況になったりします。
印刷に出す場合はPhotoshopの使用をおススメ。
作った画像を印刷に出す場合は、正規のPhotoshopを使うことをおススメします。
代用ソフトでもデータは作成可能ですが、関連する情報が曖昧な事多いので素人には分かりづらいことが多いです。


使っていて何か分からない状態になった時に解決しやすいのはやはりPhotoshopなのです。
なぜなら情報が多いからです。
Photoshop(フォトショップ)のサブスク料金はこちら
上記の内容を読んだ上でPhotoshopが必要だと感じた人も居るかもですので、
一応、フォトショップのサブスク(月間使用料金)はこちらにまとめました。
大きく4つのプランから選ぶことになります。
Photoshopだけ使うのであればフォトプラン一択です。月/1,078円から使用できます。
学生や教職員であるならコンプリートプラン(学生・教職員版)2,178 円/月がおススメです。
Photoshop単体プラン | フォトプラン |
Photoshop単体のプランです。わざわざ単体で高い料金を払うメリットは無いので、使うことは無いかと思います。年間プランでの月々払いは1年縛りがあるので注意しましょう。
| Photoshopにlightroomがセットになったプラン。年間縛りはあるもののPhotoshop単体で使うよりは安いです。 ストレージ20GBの場合
ストレージ1TBの場合
|
|
|
コンプリートプラン(個人版) | コンプリートプラン(学生・教職員版) |
6,248 円/月(税込) | 2,178 円/月(税込)*初年度価格 |
|
|
【まとめ】【無料】Photoshop代用ソフトはコレ【デザイナーが試しました】
フォトショップの無料代用ソフト大きく分けて2種類に分けられます。
それぞれおすすめなのがこちらです。
- Photoshopに似た全く別の無料ソフト・・・Photopea(フォトピー)
- Photoshop下位互換ソフト・・・・・・・・Photoshop Express
画像編集ソフトはPhotoshopと同じように使えるのが一番良いです。Photoshopが画像編集ソフトのトップだからです。


操作が近いものの方がPhotoshopを使う際にも楽です。
印刷物を作る場合は無料ソフトは使わない方が良いかと思います。
大抵のWEB印刷サイトでも無料ソフトを使っての説明はなく、Photoshopを使っている前提で説明をしていたりもするので混乱してしまうからです。
それでは今回はこの辺りで。
誰かのお役に立てれば幸いです。
コメント