
イラストレーターになりたいです。
どうしたらいいでしょうか。

イラストレーターは難易度の高い職業です。相当な覚悟がなければ挫折してしまうでしょう。
今回はイラストレータを目指す上での進路や考え方について触れていきます。
イラストレーターになるための進路について
この記事で分かること
- イラストレーターになるための進路について
- 学校で学ぶ際の注意点
- イラストレーター=フリーランスであることを自覚する
- 入学するための準備
- 発信を早い段階でやっておく
- NFTを勉強する
高校でもイラストレーターに繋がる勉強ができる所がある
意外に、専門学校やスクールでしか学べないと思っている人も多いかもですが、高校からイラストを学ぶことが可能です。
デザイン科、美術科の高校です。
私の場合、県立のデザイン科の高校に通い、全授業の半分以上が、デッサンやデザインの作成や知識を学ぶ授業でした。
部活も美術部は勿論、漫画部(同好会)など大抵あるので、授業以外でもイラストに繋がる活動ができます。

余談ですが、デザイン科は大抵女子が多いので、
男性諸君は夢のような3年間が過ごせるかも?です。笑

そんなん一歩間違えば地獄やで 笑
中学にはない同じ属性の人が集まる楽しさ
こういった高校を選択するメリットは大きく、周りに自分と同じ属性の人が集まり、中学までとは全く違った楽しさを感じるはずです。
中学まではイラストを描いている人は、かなり隅っこに追いやられる少数派のイメージですが、デザイン科や美術科の高校ではそうではありません。

みんな絵を描くし、漫画好きだし、興味がある人が多いのです。
これは先生も例外ではありません。
同じ属性の人が集まるということのデメリット
同じ属性の人が集まるということは、当然自分より絵がうまい人と出会う確率が高まります。
これは
高校<専門学校<大学の順で専門性が高くなるほど高くなっていきます。
そういった人に出会い、あまりの絵の上手さにこちらの心が折れてしまうこともあり得るわけです。


描いた分だけ上手くなる=上手くならないのは本気で描いていない
確かに同じ環境で高校3年間を過ごしていくと実力の差は縮まらないかもですが、できるだけ絵を描く環境を増やすことをおすすめします。
美術系、漫画系の部活に入ったりインスタ投稿を続けるなど、1日のうちどれだけイラストに時間を投入できるかで成長率は変わってきます。
現状自分より上手い人以上にイラストにハマってしまえば、実力差は縮めていけるはずです。
イラストレーターになるためのスクール
次に高校を卒業した後のことについて解説します。
イラストレーターを目指すのであれば高校を卒業した後は、
- 専門学校に進んでより深く学ぶ
- 大学に進んでより深く学ぶ
- アルバイトをしながら独学で勉強する
- 就職して仕事をしながら独学で勉強する
おおよそこの4パターンに分かれるかと思います。
では、この中で一番描くことに打ち込めるのはどれでしょうか。
もちろん学費の問題もありますが、入学できるのが前提で考えると、専門学校や大学に入学したほうが精神的にも安定して描くことに集中しやすいはずです。
アルバイトで生計を立てながらの生活になると、将来の不安から解放されることはなく時間を追うごとに、周りからのプレッシャーは増していくことになります。
安全策としての就職して仕事をしながら描くという選択肢は、仕事の優先順位が高くなりすぎていづれ描かなくなるということが予想されます。


やはり学生でいる方が、圧倒的に描く環境は整えやすいです。
もちろん専門学校で2年ほど、大学で4年。時間は決められています。
卒業後はさらに選択肢が減ることになります。
とにかく時間は大事。無駄にしてほしくない
高校卒業後のイラストレーターのための学校はたくさんあるので、自分に合ったものを選べば良いですが、
行くと決めたのであれば、イラスト歴が短い人ほど、まじで時間を大切にしてください。


余計なことは一切せずイラストを見ることと描くことに集中です。遊んでる暇なんてないのです。
イラストが上手くなる方法
イラストの場合、知識的なインプットは本当にわずかで、試行錯誤して描くというアウトプットがほぼ全てです。実は描く勉強だけなら独学でも全く問題ないです。
- 他人の絵を見る
- 他人の絵を研究する
- 自分の絵を描く
- 自分の絵を試行錯誤して上手くしていく


極論ですがこれさえできれば上手くなるのです。
ただ、これを継続するには周りの環境の影響はかなり大きいので、独学は継続が難しくなってくるのです。
専門学校、大学に行くメリット
専門学校や大学に行く最大のメリットは、デザイン科、美術家の高校と同様に似た考えを持ちイラストレーターを目指す仲間や先生に出会えること、その環境を手に入れられることです。


当たり前だろと思う人も居るかもですが、
単に勉強するのとライバルがいるのとは成長スピードが全く違ってきます。
良いライバルがいれば2倍速じゃきかないかも。
そういった仲間は、思っている以上に自分のイラスト人生に大きな影響を与えます。仲間が居ることであなたの生活環境がイラスト1色に染められていくからです。
いつから受験準備すればいいのか
通常、受験対策は、2年間で基礎を身に付け3年目で入試課題の勉強に入っていく感じですが、高校だけの勉強だと正直不安が残ります。
予備校などでより専門的な勉強をしていく方が賢明です。
余談ですが、高校1年時に大学入試の過去問とかを研究する人はほぼ居ません。自分で今後何が必要かを考え自発的に動ける人はほぼ皆無なのです。


逆に言えば、誰もしないことを自分だけがすると有利ってことです。早いに越したことはないです。
イラストレーターはほぼフリーランスということを自覚しよう
イラストレーターは基本的にはほぼフリーランスとして活動していくことになるということは肝に銘じておきましょう。
意外にここを考えずに絵だけ描いている人は多いのです。
学校は卒業後のフリーランスとしての戦い方は教えてくれない
イラストの学校はイラストを描く技術や就職する方法は教えてくれますが、フリーランスのイラストレーターを目指す人にとってはほぼ何もしてくれません。
授業でもフリーランスとしての知識だったり、確定申告、税金の事は勿論、フリーランスとしての戦い方すら教えてくれないのです。
ここがイラストレーターを目指す者の盲点というか、ほぼほぼ意識外すぎて気づかない大問題だと思います。


海外の学校であればここら辺にも授業が行き届いていたりします。
フリーランスの勉強は楽しくないことが多いので、
学生側が敬遠するケースが多いです。
学校側もニーズがないことは教えないという側面があります。
講師がフリーランスで稼いでいたりする場合もあるので、そこから出来るだけやっていることを盗みつつ仲良くなっておきましょう。あとは基本、本などから独学で学ぶしかありません。


フリーランスイラストレーターとして戦っていく方法なんて誰も教えてくれない。
イラストの勉強も大事だけど、フリーランスの勉強も大事
イラストレーターの仕事は税金の事だったり、仕事の取り方だったりやることは絵を描くことだけではありません。
絵は描けても、フリーランスという通常のレールから外れた生き方に対しての恐怖と、その事務的な作業を敬遠してしまうと後々苦労をするのです。


きちんと勉強さえすれば
そこまで難しくないはずです。
イラストは独学で十分なのか
最初にも触れましたが、基本的にはイラストを勉強するには独学で十分です。
スクールに通ったとしても結局は、実際に描かなければ上達する訳が無いからです。
その描く行為自体は独学で問題ない筈。
ただ周りにライバルがいて、ある程度見られている状況の方が上手くなるのも絶対に早くなります。
イラストレーターになれない、挫折する人の特徴
そもそもイラストレーターは難しい職業です。挫折しない人の方が少数派です。
挫折して当たり前の世界です。
将来的に挫折してしまうマインドがこちら
- 売れなくても絵を描いてさえいれば幸せと感じている
- そもそも売る気が無い
- 毎日描いていない
- ニーズを読まない
私も過去そうでしたが、基本何事も他人のことより自分が気持ちよく描けることを優先してしまうと結果はついてきません。
良いイラストを求めているのは自分一人よりも大勢の他人を選ぶべきではないでしょうか。
需要やニーズという意味を無視して描いていくと楽で楽しいですが仕事には繋がりにくいです。
イラストレーターは発信とNFTと投資家を勉強する
ちょっと踏み込んだ内容になりますが、今後のイラストレーターは
SNSなどでの発信作業はもちろん、NFTでの作品発表、NFTを売るための投資家についてのマーケティング研究が必須になってくると思っています。
絵を描くことでいっぱいいっぱいになってしまうかもですが頭の隅に置いていてほしいです。
【まとめ】イラストレーターになるための進路について
今回は、学生など比較的若い人に向けてイラストレーターになるための進路について+αでまとめてみました。
- デザイン科、美術家の高校や大学は自分と同じ属性の人が集まってくる
- 自分より上手い人と出会う確率が高くなることに絶望しない
- イラストレーターはフリーランスであることを自覚する
- フリーランスに必要なことは学校では教えてくれない
イラストレーターにおいてNFTは高い可能性を秘めているのでぜひ勉強していきましょう。
今回は以上です。
少しでも何かのお役に立てれば幸いです。
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