
今回は仕事に行きたくない人へ向けて語っていきたいと思います。
特に、朝に涙が出てしまうくらい精神的に疲弊している人向けに書いていきます。
私も過去に、妻の前で仕事の事を考えたら涙が止まらなくなり泣き伏せてしまった経験があります(焦)
そんな経験を経て、それでも社会人を20年ほどやっていると、
精神的な負担を軽減できる心構えも大分わかってきます。
朝泣いてしまう程仕事に行きたくない【勉強と適当が正義です】
この記事で分かること
- 真面目が良い訳ではない
- 雑とか手抜きとは違う「適当」
- 少年漫画の主人公的な考え方は自分の首を絞める
- 仕事に行きたくない理由は誰もが分かっている筈なのに我慢してしまう
- 鬱診断をしたところで何の解決にもならない
- 仕事に行きたくない事は甘えなのか
- 仕事に行きたくない病気
- 仕事に行きたくないの解決策

こんな感じです。深掘りしましょう
【事実】人は仕事に行きたくないのが普通
ほぼすべての人間は仕事に行きたくないと思って生きています。
それは人として普通の反応です。
「仕事に行きたくない理由に関する意識調査」において
仕事に行きたくないと思うことがある人は、91.2%で9割以上の人が
仕事に行きたくないと感じたことがあるのです。
そしてその理由についてはこちらです。
- 人間関係に悩みがある
- やりたくない仕事がある
- 起きるのがつらい
- 仕事が忙しい
- めんどう/やる気がおきない
- 疲れがとれない

で、これを感じるときは出勤前の朝のようです。
誰もが経験のあることではないでしょうか。
仕事に行きたくない理由
仕事に行きたくない理由は先ほどデータで上がっているように
- 人間関係に悩みがある
- やりたくない仕事がある
- 起きるのがつらい
- 仕事が忙しい
- めんどう/やる気がおきない
- 疲れがとれない
大きく「人間関係」と「仕事が嫌い」の二つに分けられると思います。

人間関係が嫌だから起きるのがつらかったり、疲れが取れなかったり、やりたくないからやる気が起きなかったり・・・
全てこの二つから派生した理由です。
仕事が嫌いになる理由は
そもそも人が好きになるような仕事は給料が発生しないということです。
経営者側の考えが理解出来たら、仕事が嫌な理由も解ります。
誰もやりたがらないことだけど、利益を生むからお金を払って我慢してやってもらうものだからです。
多くの人間が嫌いなことをするからお金を貰えるわけです。
経営者は自分が動かなくても、お金を自動で生み出す仕組みをつくります。
その仕組みの一部となることで給料が貰えます。
まれに経営者が末端の仕事が好きと言っていることもあります。しかし社長の時給には見合わないケースが多いので経営に専念すべきでそういった仕事はしないのが正解です。

仕事に行きたくないのはごく普通な生理現象みたいなものです。
加えて仕事場の人間関係は、こちらでコントロール不可能な運ゲーで、自分に合うような性質の人を選べません。
そして、職場の人数が多ければ多いほど嫌な人に巡り合う可能性も高まります。
仕事に行きたくない・・・の解決策
結論は3つ。
- 勉強すること
- 適当をマスターする
- 辞める


辞めて違う環境に行くのも正解なのですが、根本的には解決しない気もします。
なぜならどんな仕事も行きたくないのは当たり前のことだからです。
勉強すること
勉強することは、武装色の覇気を高めるようなもので、専門知識が武器や防具となります。


人は仕事のことで自分の知らないことを指摘されると黙ってしまう生き物です。黙らせる側に回りましょう。
仕事についての勉強をして、他人に偉そうな事を言わせない状態をつくれれば環境は大分変わる筈です。
仕事に行きたくないという感情は薄くなっていくかもです。
勿論、現状が精神的にエネルギー不足の場合はそんな気にすらなれないかもですが、少しでも頑張れるのであれば仕事の知識を深めましょう。
どの程度勉強を継続すればいいかと言うと、大体1か月間、毎日30分から1時間ほどでOKです。
なぜこの時間かというと、そのくらい勉強すれば、大体社内の上位の知識は持てるようになるからです。


実は真面目な人ほど、この方法が当てはまる気がします。
周りの社員は勉強していますか?
恐らくしていないはずです。家ではビールを飲んでいる筈です。
だからこそのチャンスなのです。知識をインプットしておくといざというときに武器にも防具にもなります。


社会人は圧倒的に勉強が足りてないです。武装色が弱い人ばかりなのです。
裏を返せば、知っておくべき必要な知識はたくさん在るのにみんなそれを知らないということです。
「適当」をマスターする
適当さを高めることは、見聞色の覇気と似ています(笑)他人の口撃をかわしたり、流したりいなしたりする力になります。
朝泣いてしまうくらい仕事に行きたくない状態は、かなりの末期状態です。
すでにうつ病や、適応障害などになってしまっている可能性が高いです。


私の場合は、泣いた後から、脳みそがシャットダウンしたようになりました。とにかく思考に靄がかかるような状態です。
言葉が出てこないし楽しくないしボーっとするし・・。
私が後から思ったのは、
- すべての他人の意見に対し真面目に考えすぎていたこと
- 他人はそこまで真面目に発言していない
- 必ずしも真面目な事が仕事の成果に繋がるわけではないということ
他人があなたを責めてくるような発言をしたとしても、「また言ってるわ」と流せるくらいに「適当」をマスターできれば一番いいです。


真面目だと、他人の心無い言葉も流せずにまともに食らっちゃうわけです。見聞色でかわしましょう。
雑や手抜きとは違う「適当」
雑や手抜きと同じ意味で適当を使う場合もありますが、今回は違います。
適当の意味
- 無理のない程度
- 適材適所
- 70点以上
こんな意味だと誤解が少ないと思います。
勿論あなたの70点と他人の70点では差が出てくる訳ですが、気にする必要はありません。そのうち近いものになってくるからです。


適当は悪ではないのです。
仕事を辞める
これも選択肢の一つです。
現状エネルギーが底をついている状態では、勉強しろだの流せだの言われても無理です。
基礎エネルギーの充電が必要なのです。


しっかり保険を貰って休みましょう。
少年漫画の主人公的な考え方は自分の首を絞める
ここでいう少年漫画の主人公的な考え方とはこんな感じの考え方です。
- 真正面から立ち向かう
- 逃げちゃダメ
- 全ての人に平等でなければダメ
- カッコよくなければダメ
- 人には優しくないとダメ
- 他人に何を言われようが自分を貫く
こんな感じの主人公はザラにいると思います。


信念を曲げないタイプのカッコいい人です。
カッコいいので憧れたりしますよね。
私もそうでした。
漫画を読んでいるうちに、自然とこういう影響を受けて考え方が固まってしまっていると受け流すのが難しくなったりするのです。
社会人を経験してきて思うのは、それでは精神的にきついという事です。
社会ではどちらかと言うと、スネ夫や悪徳商人寄りの考え方の方が自分を守れる可能性が高いです。


スネ夫みたいになれとは言いませんが、考え方は固めずに常に柔軟性を持った方が良いように思います。
鬱診断をしたところで何の解決にもならない
人は精神的に追い込まれると、ネットで色々と検索を始めます。
自分が疲弊した状態であることの理由を求め、同時に自分のせいではないということを証明したくなります。
しかし、本当に必要なのは「人と話すこと」だったりします。
内に籠ってネットにかじりついていると悪循環だったりするので、誰かと話をしましょう。


それは身近な人でも、心療内科の先生でも、職場の人でも誰でも良いです。
独立出来るほどの知識があると精神的に強くなる
先ほどの勉強して仕事の知識を増やせば増やすほど攻撃力も防御力アップするという話がありましたが、
究極ですが、独立できるほどの知識があった場合、今の仕事の全体を俯瞰で見ることが出来るようになったりします。
こうなると現場で何か言われたとしても、本人は仕事全体の視野を持っているので、口撃が届きにくくなったりします。
「仕事が楽しい」と言っている人は雇われていても主体的な行動が出来ている
逆に仕事は楽しくて行きたいと言っている人も居るでしょう。
そんな人は企業に属していようが、独立していようが、仕事を楽しんでいる人は主体的に行動が出来ています。また、出来る環境に居るのです。
仕事を「やれと言われてやっている」訳ではないです。
自分からどうすればもっと効率が良くなるか、もっと利益を上げられるかという
難しいクイズを全力で解こうとしているのです。


仕事が楽しいと言っている人は圧倒的に少数派です。
お金のことを学ぶと考え方も変わるように思いますね。
仕事を頑張るために知っておくこと
仕事を頑張るとは、
利益を上げるために難しいクイズの正解を探し当てることに奔走しているのに似ています。
0.1%でも利益を上げるための行動を考え出し行動するということです。
仕事が楽しいと感じている人は、このクイズを解く楽しさに気が付いた人と言えます。
仕事の種類にも寄りますが、デザイナーのようなある程度の行動の自由と意思決定を持っている職業だといいのですが、
工場勤務やオペレーターなど、働く上での行動がすでにマニュアル化されている仕事は、“クイズを解く”という行動すら制限されます。


仕事を頑張るという認識がずれている人は少なくないです。
その上、お金の儲けるというのが卑しい事だみたいなマインドが仕事を頑張れない理由になっているように思いますね。
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仕事は何のためにするのかを明確にする
仕事はお金(数値)のためにした方が良いと思います。
理由は社会がそういう世界だからです。
論理的に数字を追いかけて行動した方が他人にも伝わりやすいし建設的です。


本当に「好きだからこの仕事をしている」という人は少ないのです。
ここをやりがいのためだとか、好きだから・・・とか言うのは否定はしませんが、
いざというときにやりがいが自分の精神を守ってくれると思えるでしょうか。


やりがいを糧にしていると自分を守れるのは“その仕事が好きだという意地”だけです。
そうなるとそうとう頑固な人しか生き残れないのです。
私の経験的にやりがいや好みを糧に仕事をしていると精神的な負荷がかかった時に簡単に心が折れるように思います。
割り切って論理的なロジカル思考で仕事をすれば無理や無駄の判断も自分で線を引けます。


論理的な考えがあれば、それが自分を守れる盾になるのです。
意思決定権の少ない仕事は楽しくならない可能性が高い


私は印刷オペレーターの仕事をしたことがありますが、何から何まで全て決められていて檻に閉じ込められた感じはありました。
それ以外の方法で仕事を進めようと確認すると「止めて」と言われ、その理由は「そういう決まりだから」と言われました。
そんな環境下で「仕事を頑張る」となると、せいぜい身の回りの効率化ぐらいしかできないです。
大規模なルール変更や、利益の上がる提案をするにも、
風通しも悪く、決定権もなくおそらく難しいですし、上司と出口の見えない相談なんかで無茶苦茶エネルギーを使うのでだんだんと
頑張ること=クイズを解くことに奔走する・・・ではなく
頑張ること=他人が決めたルールに従う→思考停止し自己肯定感も上がらない


従うことが楽しいと感じている人はめちゃくちゃ少ないです。
なので意思決定権が少ない仕事は楽しくはないです。
意思決定のある仕事は同時に責任も重い
当然なんですが、意思決定権のある仕事は責任も大きくなりがちです。
自身にとって責任を負うことも楽しさに感じれるものをはっきりさせておく必要があるでしょう。


ここはとりあえず何でもやってみるしかないように思います。
ただ初見でイヤーな気分になったりやりたくないと感じてしまった仕事は長くは続きません。
私が今まで見てきた人だと、仕事を楽しんでいる人は、責任の事なんてほぼほぼ考えておらずごく普通の事と捉えている節があります。
どうやったって仕事を頑張れない仕事環境がある
上司に頭の悪い人が多い状況だと、頑張っても逆効果になってしまう場合があります。


過去、自分で営業して仕事を取ってこようとしたら、上司に「余計なことはしないで」と止められたことがあるわ。
こういうような場合は、どう転んでも頑張ることは出来ません。
他人と違う行動をとってでも頑張ろうとする芽を摘む人は多いので、そういった環境からは離れた方が良いのです。


居る時間が長いほど、洗脳され頑張れない精神になっていくので注意です。そういうところは離れる方がいいですね。
【まとめ】朝泣いてしまう程仕事に行きたくない【勉強と適当が正義です】
朝泣いてしまうほど仕事に行きたくない人へ伝えたいのは
- 基本的に仕事は行きたくないもの
- 適当は悪ではない
- 知識は武器と鎧になる
- 適当な人ほど人の口撃をかわせる
- 適当とは雑や手抜きとは違う
- お金儲けは卑しい事と捉えていると仕事は楽しくならない
- 意思決定権の多い仕事は楽しくなる可能性が高いが同時に責任も増える
- 意思決定権の少ない仕事は楽しくならない
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