
今回は現役デザイナーの私が
WEBデザイナーに向いている人はどんな感じかについて語ります。
私は基本的に勉強すればするほど向いている人になれると思っている口なので、今回の内容を読んで才能が無いからあきらめようとは考えないでほしいと思っています。
興味を持ちデザインを学べるのであれば時間は掛かったとしてもモノになりますよ。
WEBデザイナーに向いている人の特徴【現役デザイナーが語る】
この記事で分かること
- WEBデザイナーに向いている人の特徴
- 私の周りの実際のWEBデザイナーの特徴
- 勉強と実践を繰り返せばWEBデザイナーになれる
更に深掘り情報
- WEBデザイナーに向いていない致命的な事
- 勉強と実践がデザイナーを作る

それでは詳しく解説します。
WEBデザイナーに向いている人の特徴
長年デザイン業界に居て思う、WEBデザイナーに向いている人の性格はこんな感じです。
見ていて思うのは「グラフィック・WEB」と「CG」とでデザイナーのタイプが分かれるように感じます。CGデザイナーはよりアーティスティックな印象です。

あくまで私個人の感想ですが
WEBデザイナーは向いている人はこんな感じです。
10年以上デザイン業界に居て思うWEBデザイナーに向いている人はこんな感じです。
- 一般常識を持っいる
- ロジカルな考え方
- 落ち着きがある
- 明るく前向き
- 精神的に打たれ強い、スルースキルが高い
- 他人への感受性、共感性が高く人の話を聞ける
- 自分の意見が言える
- 細かい作業をコツコツできる
- ミリ単位の観察眼
- 常に情報収集し、新しい技術の勉強が出来る
- 才能は継続した努力によって作られることが解っている
- 時間を守れる
- デスクワークが苦じゃない
- HSP気質
- デザインにこだわりがある

多く当てはまるほど向いてます。
私の周りの実際のWEBデザイナーの特徴
先ほどは仕事をしていて思うWEBデザイナーの理想像でもありましたが、実際のWEBデザイナーはこんな感じです。
私の周りのデザイナーや過去会ってきた人を参考にしています。
同じデザイナーでも会社や業界によって性質は違ってきます。
WEBデザイナーの特徴としてはこんな感じです。参考程度にどうぞ。
- ファッションや部屋のインテリアなどシンプル好き
- 身の回りは整理整頓されている
- なかなか忙しいけど総じて飲み会は好き
- コミュニケーション能力が高め
- アートや美術館やギャラリーが好き
- 写真も好き
- 粘り強い
- 楽をしたいと思い続けている
- 他人の目線で話が出来る


真面目できっちりしていて隙が無い感じです。
常識人ではあるけど、クリエイティブをする上で非常識でいることの大切さを解っているので大体のことは飲み込んでくれます。
WEBデザイナーに向いている人の興味関心
当然ですが、WEBデザインに興味関心が強いほどWEBデザイナーには向いています。
世の中のデザインされたものにはすぐ目が行き、どういう作りになっているのか分解して考えてみたりします。


機械を分解して中身を知りたい衝動と似ているかもです。
WEBデザイナーに向いていない人
WEBデザイナーに向いていない人は、
- “クリエイティブ、WEBデザイン、モノづくりに関心が持てない人”
- 勉強をしない人
- コミュニケーションが苦手な人
- アートとデザインが混同している人(経験で直せます)
- 細かいコツコツ作業が苦手な人
そもそも関心がないと、デザインを見ても何も思わないし深堀して考えようとも思わないので、勉強もできません。
クリエイティブに長く触れていて、面白さに気が付く場合も無きにしも非ずですが、そういうのは少数派です。
WEBデザイナーは人に言われてする仕事ではない
人は、本当に興味があることは誰にも確認せずに自分で勝手に勉強したり実践したりするものです。
よくYahoo!知恵袋なんかで、
「デザイナーっていう職業どう思いますか?」とか
「才能がないと無理ですか?」とか聞いている人が居ますが、
こういう人の多くは、進路を決めろとか就職活動しろとか焦らされて、仕方なく消去法でデザイナーに興味がある風に考えている人だったりします。
もしそれが当たっているのであれば、デザイナーにまったく興味が無いわけではないけど、興味関心としては少し弱いように思います。
「デザイナーを本気でやりたいと思いますか?」と聞かれたときに、ある程度自信を持って「はい」と言えた方が良いです。
そして、「はい」と答えるにもデザインの勉強をしなければ言えないです。


夢中になっているときに他人の意見なんて邪魔でしかないです。
デザイン業界が厳しいだとか残業多いとかの不安点よりもデザインをしたい感情が上回っているので人の話を聞いていない人が多かったりします(笑)
たとえ、WEBデザインに興味関心が無かったとしても勉強と実践さえ出来る人ならデザイナーには向いている
卵が先か鶏が先かの話になります。
興味関心が強ければ強いほど、自然とデザインの勉強と実践をしますが、
そんなものが無くても勉強と実践が出来る人であればデザイナーには向いています。
誰しも学校やスクールで勉強や実践をしますが、社会人になったとたんに止めてしまいます。
これはデザイナーも同じで、勉強する時間は確実に短くなります。
なので勉強をするデザイナーは、後半どんどん有利に力を伸ばしていける可能性を秘めています。


興味関心が直接仕事をするわけではありません。
仕事をするのはあくまで、勉強と実践によって得られたスキルです。
という訳で、
勉強と実践をしない人はWEBデザイナーには向きません。


出来ない人でも地道に頑張っていれば時間はかかるかもですが、実力は必ず付きます。
デザイナーの良い点
職業としてデザイナーの良いと思う点はこんな感じです。
今まで、学校などで絵を描いたりするのが好きで友達が少ない少数派だった人が集まるような職業なので、そういった人にとっては気持ちが楽になるはずです。
勿論実力があれば尊敬もされます。
- 実力が高まれば尊敬される
- 経験があると独立や転職も比較的やりやすい
- コミュ力の低い人、人と仲良くなるのが苦手な人に寛大
- 自分の作ったものが社会の役に立ったりみんなに見られる
- ある程度自分でスケジュールを組める
- 作品を作る上で意思決定権がある(勿論クライアント以上になることはないですが)


オタクでキモがられるような人が活躍できうる職場が多いです。
デザイナーは考え方が柔軟で変な決めつけが少ないからこそです。
【まとめ】デザイナーに向いている人の特徴【現役デザイナーが語る】
という訳でデザイナーに向いている人についてまとめてみました。
勉強と実践がデザイナーの実力を伸ばします。
デザイン本をただ眺めて分かった気になっていてはダメです。
必ず得た知識は実践し血肉に変えてください。そうした積み重ねがデザイナーとしての実力を少しづつ底上げしていきます。


私も新人の頃は全くと言っていいほどデザインが出来ませんでした。
今思えば、根拠のない自己流でデザインをしていたなと思います。
デザインは毎回同じシチュエーションで作れるわけではありません。勉強しても実際に試せない場合も多々ありますが、地道にコツコツ正しいデザインの知識を学び、確かめるために実践をしていって下さい。
今回は以上です。
参考になりましたら幸いです。
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