デザイナーになるにはデザイン科の高校に入るべきか

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今回はデザイナーを目指す学生に向けて、デザイン科の高校はデザイナーになるために本当に役に立つのかどうかを語っていきたいと思います。

私自身、デザイン科の高校を卒業しているので参考にはなるかと思います。

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デザイナーになるにはデザイン科の高校に入るべきか

この記事でわかること

  • デザイン科の高校はデザイナーになるための役に立つのか
  • デザイン科高校のカリキュラム
  • デザイナーを目指すのであれば最終的には独立を考えなければならないこと
  • 高学歴デザイナーと低学歴デザイナーの違い
  • デザイン科の高校を卒業後デザイナーになった人の割合
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この辺りを深堀りします。

デザイン科の高校はデザイナーの役に立つのか

 

結論から言うと、高校で学んだ技術の99%は実際のデザインの役には立ちません。

私の感覚ですが、高校3年間で学んだ内容は、デザイナーの実務であれば2週間から1か月もあれば網羅してしまう程度のものです。

それほど高校3年間と実戦では学習内容に差はあるものの完全に無駄とは言い切れないです。

私の実際の高校のデザイン科の授業内容は↓こちらです。

現在のカリキュラムも確認しましたが、良くも悪くもあまり変化はありませんでした。

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この辺は日本の教育制度がよくないです。

  • デッサン
  • デザイン史
  • デザイン技術
  • 製図
  • デザイン実習(実際の作品をアナログで作成する授業)
  • 普通教科(国語、数学、現代文、生物基礎、世界史、地理、家庭科、芸術、体育など)
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大体こんな感じです。一週間の授業の内、ほぼ半分がデザインに関わるものを学びます。

実務には使わないデザインの知識だったりも勉強しますし、必要なことに触れなかったりも多々あるでしょう。

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例えば、デザインの実務に“デザイン史”の勉強はほぼ不要です。

これはあくまで予備知識くらいの役目です。

絵具やアナログでの作業も意味が無いとまでは言いませんが、現在ではPC上での作業がマストなのでそちらに力を入れるべきだと個人的には思います。

私の経験上ですが、デザイン実務で一番重要なのが、レイアウトとバランスです。

しかしデザイン科の高校の授業ではグラフィックデザインのレイアウトやバランスのことについては、深く触れません。

なぜかというと、ここを言語化できる先生も少ないでしょうし、

良いレイアウトやバランスの証明することはかなり難しく、「好み」で片づけられてしまうことが多いのです。

例えばこんな感じ

疑い人
同級生B

ここ、レイアウトのバランス悪いよ

なんて言ったとして、たとえそれが当たっていたとしても

悩み人
同級生A

そう?俺はこっちの方が良いとおもうけどな

疑い人
同級生B

伝わらないな。残念

となり良くならない訳です。

しかしながら、美しいレイアウトバランスはデザインの歴史の中で研究されつくしていて確実にバランスの良い悪いの正解があります。

それを身に付けるには、基礎的な知識を学びひたすら実践するしかありません。

少なくともデザイナーとして3年は修業しないと解らない領域といえます。

稀に掴んじゃってる人が居ます。

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実務に必要なことを教えられるのは、

当然実務をこなした経験のある人だけです。

たとえデザイン科の学校の先生であっても、デザイナーの実務を知らない人がほとんどです。

その上、ほぼほぼアートとしてデザインを教える先生も少なくないので、生徒としてもデザインは感覚で作ればいいのかと誤解を招きかねません。

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私もここは誤解した状態で卒業しました。

すべてのデザイン科の高校がそうではないかと思いますが、私の場合、実際に

デザイナーを経て教員になった先生がいてその人の言っていることや授業はとても

面白かったように覚えています。

デザイン科の高校で学ぶメリット

さて、ここまで悪いことが重なりましたが、心配することでもありません。

16歳から18歳という感受性の高い時期にデザインを学ぶのは、

数値化できないメリットがあるように強く感じます。

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世の有名デザイナーは、やはり早い段階でデザインを勉強している人が多いです。

学ぶのが早いのに越したことはないです。

何より、デザインを考える上でのマインドの定着と、3年間の経験値は大きいです。

デザイナーとしては役に立たないが進学後には活きる

デザイン科での高校3年間は、大学や専門学校の進学先で、いきなり周りよりも数歩前でのスタートを切れます。

余裕をぶっこかなければ、高校3年分のデザインのアドバンテージは大きいです。

私は進学後に周りが、子供に見える感じさえありました。

高校三年間のデザイン教育は、デザインの実務では役には立ちませんが、進学先では有利に働きます。

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ただし、油断してるとあっという間に抜かれますので

安心してはいけませんよ(経験済)

ただ、受験対策においてはかなり厳しい面もあります。

単純にデザイン科の高校は偏差値が低い場合が多いので、受験に対しては厳しめです。

予備校など外部で対策をしないとなかなか厳しいです。

卒業制作はB1サイズ5枚分相当の製作物

高校によって違いはあるかと思いますが、

私の卒業した高校では卒業制作はB1サイズ5枚分でした。

コンセプトの作成に始まり、実際に描いていき完成までを1年で行います。

素直にB1サイズポスターを5枚描く人もいれば、巨大な立体作品を作る人、B2を10枚描く人など様々です。

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素人がB1サイズ5枚分の絵を手描きで描いてと言われたらかなりの絶望感に襲われると思います。

B1ってでかいんですよ。その上手描き。

19時ごろに部活の後に実習室に戻って作業する人とか居たりしました。

デザイナー以外でデザイン科に行った方が良い職業

私が思うにこんな感じです。

  • イラストレーター
  • 漫画家
  • ゲームクリエイター
  • 芸術家
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先生もモノづくりが好きな人の集まりなわけなので話も合うはずです。

高学歴デザイナーと低学歴デザイナーの違い

デザイナーは誰でもなれる職業で、実力が全ての世界と思いそうですが、違います。

高学歴デザイナーと低学歴デザイナーにはそれほど差はありませんが、

超高学歴デザイナー(トップ層)と、それ以外のデザイナーとでは目には見えない確実に差があります。

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同じ業界なんだけど、クローズドの別世界がそこにあるようなイメージです。トップ層しかそこへアクセスできない感じです。

長年業界にいて思うのは、デザイン業界を仕切っているのは、

高学歴のエリートデザイナーで、その人たちが仲間に選ぶ

デザイナーはやはり自分たちと同じく、エリートデザイナーだったりするので、低学歴デザイナーがいくら実績を積んだとしても

届きにくいのは仕方のないことかもしれません。

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単に好みで物事を判断するのは私は嫌いです。

デザイン科の高校を卒業後デザイナーになった人の割合

私の同級生だと、私を含め現在も3~4名がデザイン関係の仕事をしています。

クラスの人数が30数名だったので約10%ってとこでしょうか。

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スパっと全く違う方向に進む人も多いです。

どこの学校に行ってもおおよそこの確率は外れません。

デザイナーはなるのが難しいから10%の人間しかなれないというわけではなく

大抵の人は、勉強している最中で「思っていたのと違う」とか「これは向いてないな」

とか「これを仕事にするのはしんどい」とか思って方向転換するのが

ほとんどです。

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デザインに全振りできる人は少ないです。

安定性とか実力に左右されやすいからでしょうね。

デザイナーを目指すのであれば最終的には独立を考えなければならないこと

デザイナーは独立ありきで目指した方が良いです。就職することは修行と同意です。

  • 拘束時間長い
  • 無理できるのは若いうちだけ
  • 自分が作業をしていては一生楽にならない

時間が経てば経つほど、「楽にならない」のが一番の悩みになってきます。

【まとめ】デザイナーになるにはデザイン科の高校に入るべきか

まとめです。

デザイナーになるためにデザイン科の高校に入るべきかと言われれば、

「100%yes」です。

ただし、そこで学べる知識や技術は、ほぼほぼプロのデザイナーの世界では役に立ちません。

さらに、高卒ではデザイナー求人が受かるとも思えないです。

あくまで進学に焦点を当てて、大学や専門学校で引き続きデザインが学べるような進路を考えて行動しましょう。

デザイナーとして成長するにはデザインだけやっていても厳しく、

自分の知らない世界のことやあやゆる知識や技術をどん欲に吸収して向上させていくような気持ちが必須です。

私も今では30代後半ですが、時代と共に流されていく、新しく勉強しないデザイナーは割と多いです。

そうならないよう常に社会人になっても勉強が自然にできる人になっていってもらいたいし、そうなるべきです。

今回はこの辺りで〆たいと思います。

参考になりましたら幸いです。ありがとうございました。

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