【デザイン】評価されるポートフォリオとは【デザイナーが詳しく解説】

デザイナーの卵
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就職の為のポートフォリオを作っています。評価の高いポートフォリオってどんなものなんでしょうか。

作るのが初めてなのでポイントがあれば教えてほしいです。

 

VENVEN
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今回は、デザイナーやクリエイターの就職活動に欠かせないポートフォリオについて解説します。

私の経験も織り込んでいくので面接する側の気持ちや意図もある程度分かるかと思います。

面接においてポートフォリオはあなた自身以上にものを語ります。

そして、デザイン会社の面接官であれば、作品を通してあなたはどんな人なのかも

大体は解ってしまいます。

決して油断しないように気を締めていきましょう。

【デザイン】評価されるポートフォリオとは【デザイナーが詳しく解説】

この記事で解る事はこちらです。

この記事で解る事
  • 評価の高い採用に繋がるポートフォリオの特徴
  • ポートフォリオの重要性はどのくらい
  • ポートフォリオの特に観察される部分
  • ポートフォリオに記載しなければならない必須事項
  • ポートフォリオのしては行けないNG行為
少し深掘り情報

 

  • 企業によって構成を変えよう
  • ポートフォリオはマナーが大事
  • これが起こると好印象?!面接時のシチュエーション

 

評価が高く採用に繋がるポートフォリオの特徴

評価が高いポートフォリオの特徴を上げてみます。

同時にポートフォリオに求められている必要なことでもあるので必ず意識しておきましょう。

評価の高いポートフォリオ・目指すべきポートフォリオ
  • 作品のクオリティが高い
  • 受ける企業のテイストに合わせた順番、レイアウトをする
  • スキルがある
  • 作品のクオリティにバラツキがない
  • タイトル、コンセプトなどの情報が明確でわかりやすい
  • オリジナリティを感じる(面白いに繋がる)
  • 印刷、製本が綺麗
  • 企画力がある
  • デザインのロジカルな思考と説明が出来ている
  • 見る側への配慮を感じられる
  • デザインが好きなのかが伝わる
  • 細部に気持ちが行き届いているか
  • 5分程度で見れる内容に収める
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別でpdfにまとめておいても良いでしょう。

後で見てもらえる可能性が増えますね。

 

言っていることはごく当たり前の内容です。これを逆に考えると、評価の低いポートフォリオの特徴となります。

企業によって構成を変える

受ける企業に合わせて、アピールする作品、アピールの方向性を合わせていきましょう。必ずしも自分の最高の作品が企業に評価が高くなるとは限りません。

評価されるのは企業の方向性とあっている作品です。

そのためには企業をよく調べて知っておかなければならないので、何が好きか、何が受けがいいのか調べまくりましょう。

これは勝つための作戦です。

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相手の弱点(効果的なところ)を突いた方が結果に繋がるのは当然です。

ポートフォリオの重要性

採用におけるポートフォリオの重要性はどのくらいかというと、9割ほどの企業がポートフォリオの内容で採用するかしないかを決めています。

初心者がWebデザインを始めるなら、何から始めれば良いのでしょう。そもそもWebデザインをする上で何を知っておけば良いのか、何から始めればWebデザインができるようになるのかわかりにくいのではないかと思います。ベラジョンカジノのデザインを見て「きれいだね」と思いました。ベラジョン オンラインカジノホそのカジノで多くの日本人はお金が当たります。Webデザインのコースに行きたいならこのページをチェックをしてください。

 

採用におけるポートフォリオの位置づけは?

参考程度 11%

割と重視する 11%

非常に重視する 78%

引用:ポートフォリオの教科書

例外としてポートフォリオが無くても採用に至ったケースがあるとすればこんな感じです。

普通はあまりないので考えなくて大丈夫かと思います。

ポートフォリオが無しで採用に至ったケース
  • コネがあった
  • 若い
  • 情熱が人一倍
  • 行動力が人一倍
  • ポートフォリオを作れなかった理由が明確
  • 成長性、将来性が高いと判断された人材
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ほんと稀ですが居ます。

確かに、情熱や行動力が高いと

成長性や将来性も高くなります。

雇う雇わないは企業の経営状態にも左右されることです。

デザイナーの志望動機についてはこちらをご覧ください。ポートフォリオほどではありませんがセットで重要です。

 

面接やポートフォリオで特に観察される部分

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観察されるということは、企業側が知りたいことなので、こちらはそれがよりよく伝わるようにしていかなければなりません。

知りたいことが明確になれば、用意できる準備もスムーズになるかと思います。

ポートフォリオを通じて観察されている事
  • コミュニケーション能力
  • 仕事のスピード
  • レイアウトの美しさ
  • 情報処理能力
  • 積極性
  • ロジカルシンキング
  • オリジナリティ
  • 細部
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私を含め、多くのデザイナーもそうだと思いますが、

特によく見てしまうのが作品の細部です。

細かいところまで調整が行き届いた作品を作れるということは、

それだけ細部まで気が付けて観察能力が高いということです。

 

 

逆に言うと、オリジナリティの高いインパクトの強い作品を見た場合は、

細部を見るのを忘れがちになります。普通な印象の作品ほど、どうしても見るところが細部へ逃げやすいです。

ポートフォリオを判断する時間は数秒

かなりの情報量になるポートフォリオですが、面接する側は見た数秒間で7割くらいを判断してしまいます。

漫画と同じように最初の登場人物に魅力があれば、次のページをどんどんめくってしまいます。逆に魅力がなければ、その後のページはあっても見られません。

これと同様で、最初のページはかなり重要です。企業に合わせて、企業が興味を引くであろう渾身の作品を載せておきましょう。

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この魅力にあたるのがオリジナリティであり作品の完成度です

 

ポートフォリオにオリジナリティが必要な理由

オリジナリティが必要な理由は印象に残るためです。忘れさせないためです。

こう逆に考えると忘れさせないように工夫を凝らせばオリジナリティに繋がることも多いでしょう。

ポートフォリオは場合によっては、面接官以外の人にもポートフォリオは見られて回っていきます。まさに本人に代わって面接をしてくれる訳です。

そういう状況下で印象付けることが重要なのは言うまでもないでしょう。

ポートフォリオでしてはいけないNG行為

当たり前ですがマナーの悪い行為はしてはいけません。

マナーを守ることとオリジナリティの追求することは対極になってしまうことも多く、

自分のクリエイターとしてアピールしたいがため、オリジナリティを表現しようとして、一般的なマナーからかけ離れたことをしてしまう人も少なくないです。

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一部のクリエイターのブランディングの影響によって

マナーを無視することがカッコいいという認識になっている人も少なからず居ますね

社会経験値の低い人が狙って面白い事をしようとすると割と芯を外してしまいマイナスな印象を与えかねません。

デザイナーはアーティストとは違います。自分のアピールも重要ですが、見る側の人の意思を無視するのは絶対にNGです。

ポートフォリオはマナーが大事

マナーは、行動以外にもポートフォリオ内でも重要です。

あまりいないかと思いますが、

ポートフォリオのNGなマナー
  • 汚い
  • 趣味的な要素が強い
  • エロ、グロ
  • 未完成
  • コンセプトなど説明がない
  • 統一性がない
  • どこかで見たようなもの
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こういったことがないようにしておきましょう。

意外に趣味的な要素の濃い作品を載せてくる人も多いです。

これが起こると好印象?!面接時のシチュエーション

経験上、作品について笑いが起こるのは結構いいことです。もちろん馬鹿にした笑いではなく、

「なにこれ!面白い!」っていう笑いです。

少なくとも、新卒や未経験者の作品に対して笑いが起こることはそうそうありません。

プロの目から見て、大抵の作品に対して思うのは「ほう」とか「ふむふむ」「ふ~ん」「へ~」ぐらいの印象です。

細部の設計まで細かくできて目的がはっきりし、その目的が達成されている作品には素直に「すごい」と思えるし

予想を超えてくる個性とインパクトのあるものには正直笑ってしまいます。

デザイナーは相手の考えること、思うことの2手先を考える

心がけの話ですが、デザイナーは話をする相手の考えることを想像した方が良いです。ある程度経験の必要なことなので

最初は難しいですが、多くの人を見ていくと徐々に気づくことが増えてきます。

  • この人の場合は、こういう受け取り方をするだろうな
  • この件についてははっきり言わないけど嫌なんだろうな
  • この人は礼儀を知らないんだろうな

その場の空気や相手の態度、話し方から必要な情報をあぶりだし最適な行動をとるのです。

面接においてそこまで余裕はないことの方が多いですがもしできれば相当優秀な人に映るでしょう。

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私は私の思うようにやる!という人は相手のことをあまり考えないかもですが、意識しておいて損もないし、

いつかはぶつかる壁かと思います。

仕方のない事かもですが、アーティスト思考の人はよくここを無視します。「相手がどう思おうが知らない、気にしない」というスタンスの方が多いです。

ですが、デザイナーはアーティストとは違うし、デザインは作品も自分のことを伝えるものではなく、相手の持っている悩みや問題を解決するものになるので、1番に相手のことを気にする癖をつけておきましょう。

自分より相手を優先するという意味ではありません。自分:相手を1:1の比重で平等に考えましょう

「まとめ」【デザイン】評価されるポートフォリオとは【デザイナーが詳しく解説】

というわけでポートフォリオの重要性が分かったかと思います。

評価の高いポートフォリオ・目指すべきポートフォリオ
  • 作品のクオリティが高い
  • 受ける企業のテイストに合わせた順番、レイアウトをする
  • スキルが確認できる
  • 作品のクオリティにバラツキがない
  • タイトル、コンセプトなどの情報が明確でわかりやすい
  • オリジナリティを感じる(面白いに繋がる)
  • 印刷、製本が綺麗
  • 企画力がある
  • デザインのロジカルな思考と説明が出来ている
  • 見る側への配慮を感じられる
  • デザインが好きなのかが伝わる
  • 細部に気持ちが行き届いているか
  • 5分程度で見れる内容に収める

 

こちらを意識して、ポートフォリオを作成していきましょう。

決して思考停止で作品作りをしないようにしておきたいところです。

それでは今回はこの辺で〆たいと思います。

参考になりましたら幸いです。ありがとうございました。

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