
ブログでの集客をして行きたいと思っているんですが、ブログって集客出来ますか?
SEOがよく分かりません。
なんか、1記事書いたら、検索に出てくるまで3ヶ月は放置って聞いたんですが
本当に見られるようになるんですか?
怪しくて中々本気出せそうにないです。

SEOを学んだデザイナー、イラストレーターの端くれとしては、
ブログ集客はやっておいて損は無いと思っています。
というのも、SEOに長けたブログでの集客をしている人に絵が描ける人は少なく、逆に絵が描ける人やイラストレーターはSEOに非常に疎かったりするからです。
ブログで成果を出すという事は、ブログをイラストと同じくらいの力で集中して作業しないと厳しいです。そのためなるべく無駄な事は省いて正しい知識をインプットし試して行って自分の答えを出して行ってください。
キーワードを絞れば上位表示も狙えるのでおすすめですね。
イラストレーターのブログ集客解説
この記事で分かること
- イラストレーターがブログで有利な理由
- ブログをするメリット
- 絵を描いて発信するだけでは集客が不完全
- イラスト系の検索需要は割と空いていてライバルも少なめ
- 有利と分かっているので私もやっている

この辺りを深掘りしていきましょう。
イラストレーターのブログ集客のメリット

上手く行えば、ネットからサイトへ莫大な人の流入を狙えます。
インターネットを使った集客には、サイトを立ち上げて、作品を載せて放置するといったやり方がありますが、
SEOの事を考えると、サイト内に記事やテキストも取り入れて上位表示しやすくするという考え方が
正しいネット上でのアピール手段であると言えます。

SEOとは、グーグル検索を行った際の検索結果に、上位に表示させることです。
グーグルの検索に対する考え方に沿ってコンテンツをアップして行かないといけません。
Googleが掲げる10の事実と言われるものがあります。 SEOのヒントになりますね
Googleが掲げる10の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能します。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
情報を欲しているユーザーに良質な情報コンテンツを提供し、グーグルの検索エンジンに正しく伝えることで検索上位に載せられるようになります。
そしてそれに最適なのがワードプレスでのブログという訳です。はてなブログやアメーバブログなど、
無料ブログもありますが、ブログ運営側の都合で、こちらのブログが無くなったり不要な広告が勝手に付いたりとデメリットが多いので、そういった心配が無いワードプレスで作成するのが一番です。

勿論、ツイッターとインスタグラム、ピンタレスト、ピクシブも同時に運営するのが○です。
SNSが強化できれば、差別化やブランディングにも効果があり、グーグルアップデートが起こって検索結果が変動しても被害が最小限に食い止められます。
イラスト系の検索数は実はかなり多い


先ほどの通り、ブログはグーグル検索からの流入が期待できます。具体的な数字は下記イメージです。


VOLの部分が月間に何回検索されるかの目安になる数値です。
Ubersuggest を使って計測できます。
単純に検索数だけを考えると「イラスト」の場合は一ヶ月に165,000回検索されるということです。
あくまでざっとですが、この検索結果の1位表示することができれば、月間60,000回ほどサイトに流入する事になります。
1位でも全ての人が流入するとは限りません。おおよそ検索数の40%ぐらいと思っておけば良いかと思います。
そのため、正しいキーワード選定で上位表示できればかなりの流入数を期待できます。


ここまでの話を聞いていたら、「なんだか簡単そうじゃん」と思われた方も多いのではないでしょうか。
しかし、その上位表示させる事は並大抵のことではありません。その理由に付いても説明していきます。
下記画像は「イラスト」で検索をした結果です。


検索結果で順位がこうなっていますね。
- イラストAC
- PIXIV
- PIXIV
- いらすとや
1から3位までがいわゆる素材サイト、企業が運営しているサイトとなっています。そして4位が脅威のいらすとや
このことから「イラスト」のようなビックワード(1語)での検索結果はpixivや素材サイトに占領されているので、頑張って10000文字クラスの記事を書いても表示は難しいです。
グーグルは、良質な情報をユーザーに提示する為に、個人のサイトより信頼のある企業サイトを優先するという考えがあるのでこうなって仕方がないのです。
唯一個人サイトである「いらすとや」は個人でありながら、莫大な素材数を誇っていて流入数も月間1千万PVを超えています。
逆に言うと、このレベルの個人サイトでようやく4位なんです。


ビックワードでの上位表示がいかに難しいか分かるかと思います。
イラストレーターがブログで有利な理由
イラスト系のノウハウは発信がかなり手間がかかります。文章での説明より実際のやり方を動画で分かりやすく
解説したりする必要があったりするので大変なのです。


え、じゃあ大変なだけじゃん


大変なことは皆やらないということです。ライバルが少ないことを意味します。
ポジティブにとらえて有益な情報を発信出来たら独り勝ちできる可能性が高まりますので、
イラストレーターの情報発信はねらい目なのです。
イラストレーターのSEO対策




少し工夫が必要です。
イラストでの検索結果に上位表示させるには、3語以上の狙いを絞ったスモールワードで上位表示を狙います。
例えば
- フォートナイト イラスト 和風
- ピカチュウ イラスト アメコミ
など。


常に探していきましょう。
また、「犬 illustration」 英語などで検索すると検索結果が変わったりします。
※注意 「犬 イラスト」と「犬 illustration」 のような場合の検索結果が違った場合、本来同じような結果にならないといけない筈なのでグーグルは将来的には修正をしてくる筈です。
こういったキーワードを調べるのには、こちらが便利です。ビックキーワードを入力すると、
2語目、3語目が何で検索されているか調べる事が出来ます。
検索キーワードを2語、3語に増やすと
当然、検索数は激減し、月間検索数は100とか10とか、そのくらいまで落ちますが、
その小さい世界での上位表示を目指せばビックワードよりも比較的簡単に1位が取りやすいので、コツコツそういった流入口を増やしてPVを増やせばOKです。


大物を狙わずに、比較的小さめの獲物を数を多く取って行くイメージね
イラストレーターのブログ集客のデメリット


とにかく時間がかかります。
記事をアップして検索結果に出てくるようになるには、おおよそ3月から半年くらいかかるので
根気よくコツコツと書き溜めて、結果をすぐに求めないようにしないと挫折しやすいです。
途中でやめてしまったら無駄に終わるので作品は毎日イラスト一枚と週一に一回記事を載せる程度のスピード感はあって良いのかなと思います。
人によっては全然楽しくない。
本気で取り組みたいのは絵を描く事なので、文章なんて書いていられないなんて人は、
SNSの方を集中的に頑張る事をおススメします。
描いてアップするだけです。長い文章は要りません。


ただし、やれることはシンプルですがSNS内のSEOは気にしてください。
どうすれば、何を描けば反応率が上がるのかを
常に研究しましょう。
実際インスタに毎日1枚イラストをアップして有名になった方もいます。
kuvshinov_ilya なんかは代表例です。
なぜ集客が必要なのか
マネタイズに繋がるからです。簡単に言うと稼げるからです。
細かく分解すると
集客→認知→ファン化→イラストの仕事でマネタイズ
というパターンと
集客→有益な情報発信によって読者の役に立つ→アフィリエイトやアドセンス広告によるマネタイズ


ということが可能になります。
絵を描いて発信するだけでは、文字での検索をする人たちに情報が届きにくいです。
なので、文章でのブログや動画でのyoutubeでイラストレーターとしてのノウハウを発信していくことで、
SEOで情報を求める人の役に立つことができるのです。


単にイラストを描くだけではこういった”役に立つ”ことには繋がりません。
集客にも繋がりにくいので多くの人に認知してもらうことも出来ないのです。
それだけお勧めするのに筆者はやってないの?問題
よくおススメだけして、本人はやっていない例があったりしますが、私はやってます。
イラスト、デザイン、クリエーター系のキーワードを狙って記事を書いています。
そして徐々に確実に流入数は増えてきていますので興味がある方はどうぞ参入しましょう。


ほんとに徐々にですけど(笑)
最後に
いかにSEOやSNSで集客できたとしても大元のイラストが魅力が伝わらなければ、
イラストレータとしての結果には繋がりにくいのかなとも思います。
根本の話ですが、イラストは上手くなければ注目もされにくいです。
ヘタウマなイラストを評価するのは玄人や専門家の場合がほとんどです。
そういった専門家の評価は、権威性のアップに大いに役立ちますが見る人の大半は素人で、
そのイラストを見る基準も単純に好みです。
なので大半の人が好むイラストを描いた方がマーケティング的には正解なんです。
それとイラストレーターとして何が社会に価値をもたらすかを考えていましょう。
ネットには価値がある情報、ノウハウには対価が支払われるシステムが出来ているので活用しない手はないでしょう。


ほぼ経費かからないですし
勿論、我が道をいくイラストレーターさんもいるかと思いますが、
その場合は結果が出ないかもしれない、結果が出るまでにものすごく遠回りをしてしまうかもしれないのは
覚悟しておいた方が良いでしょう。


我が道を探すのは集客結果を出してからでもOKな気がします。
今回は以上です。参考になりましたら幸いです。
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