
従来のイラストレーターは、直接企業なりデザイン事務所に作品集を持って行き営業をかけ、仕事を貰うやり方と、有名な賞を受賞することで仕事に繋げるのが普通のやり方でした。
しかし現在ではインターネット上での仕事も増え、ネット上で自分の作品をアピール出来る場が増えました。
SNSがやネットが発達した現在。この環境を利用して
これからイラストがどういう形でお金を生んで行くのかまとめてみました。 試していないものがあるなら是非参考にしてみてください。
どうしてもイラストを描くことに集中すると、営業やビジネス方面がおろそかになってしまいます。
これはなぜ起このかというと、イラストレーターは常時2足のわらじを履いた状態だからかと私は思っています。
魂を込めてイラストを全力で描いて、残りHPが0に近い状態で営業やマネタイズをしないといけない。
ブロガーの場合は最終的には副業から専業になりえますが、イラストは描くだけでお金になるという状況や仕組みを作らないと厳しいのかなとも思います。
新しいテクノロジーが生まれればイラストにも新しい価値が追加されるような大きな波が来て欲しいものです。
私自身もデザインの傍らイラストを描いてお金を稼いだりしているので、今後のイラストの売り方も試行錯誤して行きたいと思っています。
この記事は3分ほどで読み終えられます。
イラストビジネスはどうしても一定以上のイラストの”上手さ”は必要です。

イラストビジネスを紹介する前に根本的なお話ですが、
イラストの説得力の大部分を占めているのが「上手さ」です。上手ければ、それ以外はほぼ無条件で凄いと思われるでしょうし、有利な立ち位置、ポジションを取りやすくなります。
他には
- 有名な賞の受賞暦がある
- 大きな仕事をした実績がある
- 漫画が描ける
などなど。勿論全てある方が良いです。イラストを見る大半の人は素人です。素人から見たイラストの良し悪しは、好みが99%と言っても良いでしょう。下手な絵は嫌われる傾向が強く、
好きなら良いもの。嫌いなら悪いもの。
マーケティングやブランディングも考えて、なるべく多くの人に好かれる上手いイラストを描く必要があると思います。
まずは独学で、ひたすら描きまくり、イラストレーター上位20%の上手さくらいに腕を磨きましょう。
感覚的にはあなたのイラストを10人に見せて、8人は上手いとか凄い!と言ってくれるくらいのレベルです。(相当ざっくりでごめんなさい)
イラストが下手だとどうなるか
逆に批判的な効果を生んでしまう恐れがあります。中途半端が一番よくなくて、”素人に自分でも描ける”と思われてしまったらそのイラストに価値は無いと思った方がいいかもです。

デザイナーもだけどイラストレーターって尊敬されないと成り立たない
とりあえず描きまくって、上位20%に入るくらいの実力は付けましょう。肌感覚ですが2年くらい本気で描いていたら到達出来るのではと思っています。
世の中には一見下手なイラストで売っているイラストレーターもいますが、イラストの扱い方が難しいのと誰に向けて描くのかを考えると、やはり需要の多い、受け入れる人の多いところを狙って作画するべきでしょう。
おすすめイラストのビジネスがこちら

インターネット上には色々なイラストを使ったビジネスモデルが多数あります。
まず基礎で必須なのが
SNS
ツイッター、インスタグラム、などなど、情報を発信することで、ネット上の信頼を得やすくなります。
直接お金が発生するわけでは無いですが、ネット上の会話の代わりを担う部分です。ネットとは言えコミュニケーションは取らないとやはり信頼されないです。
実績を出し信頼される事で企業からの直接オファーが来るというのも期待出来ます。
ブログの運営
ツイッターとセットでテキスト情報発信の要です。広告を貼り付けたりアフィリエイトリンクを張ったりして収益が期待出来ます。
ブログ作成自体は特に難しくもないと思います。解説の情報はググりながらで問題ないです。初めてでも半日もあれば出来る作業です。
SEO対策の事を考えるとワードプレスが良いのかなと思いますね。
イラストを絡めた面白い記事や、イラストで分かりやすく説明されたブログであればかなりのチャンスがあるはずです。

ここからが直接的にお金に繋げる方法です。
LINEスタンプ
旬は過ぎましたが、一度アップすればほっておいても売れる可能性はあるのでやってみる価値はあります。
ストックフォト
イラストや写真などの素材をアップし売る仕組みです。
イラストAC
ストックフォト同様のイラスト素材に特化したサイトです。
イラストACに登録して稼ぎましょう。イラストを比較的に安売りにする形にはなりますがチャンスはあります。これも一度アップしてしまえば”半永久的にお金を発生させる商品”になります。
寝ててもダウンロードされさえすればお金が発生します。
以前こんな記事を書きました。参考までに
クラウドソーシング
従来の方法と言うか、一番仕事らしい方法ですね。
イラストを扱ったクラウドソーシングサービスが多数あります。登録して最初は安価で信頼を積み上げるつもりで請け負っていきましょう。やはりSNSに絡めて行く方が良いでしょう。
↓無料会員登録なので気軽に始められます↓




個人イラスト素材ダウンロードサイトを作る
目指すは、「いらすとや」です。
サイトを作成し、使いやすい素材を無料で提供して、PVを稼ぎ、アドセンス広告で稼ぐビジネスモデルです。高解像度の素材は有料だったり、商用で20点以上のダウンロードをしたい場合は有料だったり細かいマネタイズが施されています。
ただしこの方法は、マーケティングやSEOの知識も無いと難しい領域です。イラストも需要のあるものを描くことは勿論、相当な量がなければ素材サイトとして機能は難しく、毎日毎日こつこつ描いてアップし、素材を増やしていかなければならないでしょう。


この規模のサイトを個人で作るには相当な時間がかかるのは覚悟した方がいいですね。ビジネスなんてすぐに結果は出ないものなので愚直にこつこつするのが一番


一日10点イラストを作成したとして、1年で3650点の素材・・・・3年で10950点・・・・専業なら出来そうね・・・・。ブツブツ
イラストと他のスキルと掛け合わせると効果が高まる


ライティング×イラストや
イラスト×マーケティングなど
強みが増します。イラストはブランディングやポジショニングに大きく役に立つので活用して行きたいところです。


私もそのあたりが不十分ですね。


描けるのに使わないのは勿体無い。どういうイラストを使うか計画しよう
友人や家族からの仕事を請け負うのはどうなのか
おススメしません。
理由は、修行にならない事と結局、身内からお金を受け取っても仕事出来てる感じはしないですね。仕事量もすぐ底をつきます。
イラストビジネスまとめ


ネット上には、個人の信頼を獲得することで仕事を獲得する方法もあれば、素材イラストで稼ぐ方法やネットを通して直接仕事を請け負えるシステムがあります。
個人のSEOやマーケティング能力を駆使して収益に繋げるようにしたいですね。
今回は以上です。少しでもお役に立てたなら幸いです。
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